音楽朗読劇「陰陽師」
2025-02-22 10:32:26

音楽朗読劇「陰陽師」がついに開幕!豪華声優陣が織りなす伝説の世界

音楽朗読劇「陰陽師」が開幕!



2025年2月21日から24日まで、東京・よみうり大手町ホールにて音楽朗読劇「陰陽師」が開催されます。夢枕獏氏の名作を基にしたこの作品は、豪華な声優陣と生演奏で一層魅力的に表現されています。

作品の背景とエピソード



「陰陽師」は1986年に初出して以来、漫画やアニメ、映画など数々のメディア展開がされています。平安時代を舞台に、天才陰陽師・安倍晴明と、彼の相棒で生真面目な雅楽家・源博雅の物語が描かれています。今回は「陰陽師」第1作に収録された「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」「蟇」「鬼のみちゆき」、そして第2作「飛天ノ巻」に収録の「露と答へて」の四つのエピソードを約90分の朗読劇として構成しています。

公演の初日レポート



初日の公演では、安倍晴明役を蒼井翔太、源博雅役を鈴木達央が演じ、物語の持つ妖しさや美しさが舞台で表現されました。舞台には雪洞が灯り、草木が生い茂る平安時代の雰囲気が漂っています。二胡とピアノの音色が響く中、観客は物語の世界へと引き込まれていきます。

蒼井が柔らかい声で晴明を演じると、そのキャラクターに色気が漂い、知的な面が強調されます。一方、鈴木は低音で力強く博雅を表現し、彼の真っ直ぐさを強調しました。二人のやり取りは流れるようで、特にエピソード「露と答へて」では、深い感情が描かれ、観客の心に残る瞬間が生まれました。

劇中の目を引くキャストと演出



さらに、舞台には蒼井と鈴木以外にも、3人のキャストが登場します。田所陽向、井上宝、塙真奈美はそれぞれのエピソードで多彩な役を演じ分け、物語の色彩を豊かにしています。彼らのおかげで、観客はあやかしの存在がその場にいるように感じられました。

生演奏は、二胡の甘建民さんとピアノの南保ひとみさんが担当し、心地よい音楽が物語を一層引き立てています。青や紫、赤を基調にした美しい照明が舞台を彩り、幻想的な雰囲気を醸し出します。

今後の公演予定と期待



「陰陽師」の公演は2025年2月24日(月祝)まで続き、日替わりキャストで上演されます。毎日のキャストによって異なる解釈が生まれ、観客に新たな体験が提供されることでしょう。ぜひ、キャストの違いを楽しみながら、平安時代の陰陽師の物語を堪能してみてください。

この公演は、夢枕獏ファンはもちろん、朗読劇や生演奏の魅力を感じたい方にもおすすめです。チケットは全席指定で、先着順の引換券も販売中です。詳しくは公式サイトをご確認ください。


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