国産シルクが魅せる
2025-03-12 13:24:21

国産シルクと伝統工芸が融合した新ブランドが東京初出展!

婚式スーツはもう古い。サステナブルファッションの新潮流



最近、サステナブルな素材や製造工程にこだわったファッションが注目されている。その中でも、原材料まで追えることを重視したブランド、Cafco.dalla(カフコ・ダラ)が東京ビッグサイトで開催される「ファッションワールド東京(デザイナーズゲート)」に初めて出展する。これにより、私たちの衣服の背後にある物語や、伝統工芸への敬意を感じることができるだろう。

サステナブルな未来を見つめたものづくり



Cafco.dallaは、愛知県豊田市に拠点を置き、国内の養蚕農家と提携しているブランドだ。この地域ではかつて、養蚕業が盛んに行われていたものの、現在はその数が157戸にまで減少しているという。そんな中で、Cafco.dallaは養蚕農家と協力しながら、国産シルクを用いたアイテムの製造を行っている。

このブランドの特徴は、製造過程の透明性だ。徹底した工程管理により、原材料から最終製品までの流れを消費者が容易に理解できる仕組みを築いている。実際、豊田市で育まれた繭が長野県岡谷市で製糸され、京都で染色された生地が、東京八王子や京都西陣で織り上げられ、最後に横浜や兵庫県豊岡で縫製されるという精細な工程を経て、製品が完成する。

職人の手による卓越した技術



日本各地に広がる伝統工芸を生かしたCafco.dallaのアイテムは、一つ一つが職人の卓越した技術によって生み出されている。彼らは長年の経験を活かし、小ロット生産にも柔軟に対応。廃業や後継者不足が問題となる伝統産業の現状を踏まえ、未来への道を模索している。

命から生まれるものの価値の再発見



Cafco.dallaのブランド名には「飼ふ蚕」という意味が込められている。そこには、蚕が生命を織り成すというストーリーがあり、商品の背後には命の尊さがある。このような物語を消費者に伝えることで、より持続可能な選択を促進する活動が行われている。

ファッションワールド東京での初出展は、国産シルクや伝統工芸の魅力を広める素晴らしい機会となるだろう。一人ひとりにとって、衣服選びがサステナブルな未来を支える一歩となります。例えば、Cafco.dallaのアイテムは、愛知のシルクを使用したリボンタイや、伝統的な西陣織と牛革を組み合わせたクラッチバッグなどが展示される。

まとめ



Cafco.dallaの取り組みは、単なるファッションブランドではなく、サステナブルな未来を追求する姿勢が通ったものだ。このブランドの成長を見守りながら、私たちも選択肢の一つとしてそのアクセサリーを身にまとい、サステナブルな未来を築く一端を担いたい。共に支持し、消費者としての責任を果たしていこう!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: シルク 伝統工芸 Cafco.dalla

トピックス(ファッション)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。