めかぶで血糖値管理
2025-12-25 13:40:40

朝食にめかぶを!血糖値をコントロールする新習慣の実証

めかぶの驚きの健康効果



最近、カネリョウ海藻株式会社および和洋女子大学との共同研究が注目を集めています。この研究では、朝食に「めかぶ」を摂取することが、昼食後の血糖値上昇を抑制する「セカンドミール効果」を持つことが証明されました。これは2023年に行われ、国際学術誌『Functional Foods in Health and Disease』にて発表されています。

血糖値スパイクとは?


食後の血糖値が急激に上昇することを「血糖値スパイク」と言います。これは糖尿病の発症リスクを高める要因となるため、注意が必要です。実際、厚生労働省の調査によれば、日本には糖尿病の疑いがある人が1800万人を超えると言います。空腹時の血糖値が正常でも、食後に異常が見られるケースが少なくありません。

研究の目的と説明


カネリョウ海藻の研究では、特に「めかぶ」に含まれる水溶性食物繊維に焦点が当てられています。この食材を食事の初めに摂取する「めかぶファースト」の実践が、食後の血糖値の上昇を抑制し、さらに血中のGLP-1濃度を増加させることが既にわかっています。今回の研究では、朝食時のめかぶ摂取が、昼食時の食後血糖値にどのように影響するのかが調査されました。

研究方法と詳細


対象者は20歳から22歳の健康な女子大学生16名で、彼女たちは2つのグループに分かれました。片方は白飯のみ、もう片方は白飯にめかぶを加えた食事を摂りました。食事の摂取後、血糖値を一定時間ごとに測定し、その結果を比較しました。

研究結果


研究結果は非常に興味深いものでした。まず、めかぶを一緒に食べたグループは、白飯だけを食べたグループと比較して、食後の血糖値の上昇が有意に抑えられました。また、昼食後の血糖値のピークも顕著に低く、これは「セカンドミール効果」といえる結果でした。

未来の健康習慣としてのめかぶ


この研究により、朝食にめかぶを取り入れることは、昼食後の血糖コントロールにも役立つことが示されました。カネリョウ海藻では、この「めかぶファースト®」を新たな健康習慣として推進しています。忙しい現代人でも実践しやすく、一日を通じた血糖管理に貢献するでしょう。

海藻の可能性


近年、海外においても海藻の栄養価や健康機能が注目されています。特に血糖値のコントロールや腸内環境の改善に有効とされ、多くの研究が進んでいます。

カネリョウ海藻は、海藻の持つ健康価値を国内外に広め、生活習慣病の予防に貢献する新しい食習慣を提案し続けます。これからも海藻の可能性を探求し、その成果を社会に還元する取り組みを進めていくことでしょう。

論文情報


  • - 論文掲載誌: Functional Foods in Health and Disease
  • - 論文タイトル: The second-meal effect of Undaria pinnatifidasporophylls (mekabu) in healthy young women: An open-label crossover study
  • - 掲載日: 2025年12月1日
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