ヒアルロン酸注入に関する新たな研究成果、注目のトレンドを発表
美容医療が進化する中、注目される治療法の一つがヒアルロン酸注入です。この度、TCB東京中央美容外科の田村太一医師らの研究が国際医学ジャーナル「Journal of Clinical Medicine」に発表され、日本におけるヒアルロン酸注入の実態を大規模に解析した結果が報告されました。
研究概要
研究タイトルは「From Contouring to Rejuvenation: A Nationwide Big-Data Analysis of Hyaluronic Acid Injection Trends in Japan」で、日本全国のグループ110院から収集された約30万件ものヒアルロン酸注入のデータを用いています。この研究の目的は、ヒアルロン酸注入に関する患者の背景や治療動向を長期的かつ大規模に解析し、特にアジア人集団におけるトレンドを明らかにすることです。
研究方法
2020年から2024年の4年間、ヒアルロン酸注入を受けた299,413例に渡る後ろ向き研究が行われました。データは年別、年齢別、注入部位別に解析され、患者の背景や治療のパターンの変遷が評価されました。
結果の概要
この研究の結果、年間の患者数は継続して増加しており、特に顕著な変化が見られました。2020年から2022年にかけては主に20代が多くの割合を占めていた一方、2023年以降には40歳以上の患者が増加し、全体の半数を超える状況になっています。治療の選択肢においても年齢による違いが鮮明で、若年層では涙袋や顎などの局所的な外見形成が好まれるのに対し、中高年層では若返り目的の治療が求められる傾向が見られました。
さらに、2024年には眼窩縁(目の周り)が最も治療される部位として挙げられています。注目すべきは、外見形成中心の治療から中高年層による若返り治療への明確な移行が見られる点です。
研究の意義
この研究は、日本における美容医療市場におけるヒアルロン酸注入の需要の変化を如実に示しています。若者から中高年層へとターゲットが変わりつつあることは、今後の美容医療において重要な示唆となるでしょう。さらに、ヒアルロン酸はその効果や安全性が高く評価されていますが、このデータはより多くの人々が求めるニーズに応えるための新たなロードマップとも言えるのです。
今後もTCBは、患者の理想に寄り添った治療の提供を目指し、研究活動を継続していく所存です。これにより、より多くの人々が自分の理想を実現できる美容医療の発展に寄与することが期待されます。
詳細な研究については、
こちらから論文を確認できます。