高嶺のなでしこ、3周年記念アルバムリリースイベントレポート
2025年12月17日、高嶺のなでしこが初のアルバム『見上げるたびに、恋をする。』をリリースし、ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場で記念イベントを開催しました。この日、約700人のファンが集まり、その熱気は会場全体を包み込みました。
アルバムは16曲収録されており、2024年2月にリリース予定のメジャーデビューシングル「美しく生きろ」や、これまでの楽曲が集結。その中には先行配信された「花は誓いを忘れない」も含まれています。この日は、オリコン デイリーアルバムランキングで初登場1位を獲得するという快挙も達成しました。
リリースイベントの様子
開幕のオープニングナンバー「Overture」が流れる中、メンバーたちは元気よくステージに登場。その瞬間、会場は大歓声で湧き上がりました。続いて、アルバムのリード曲「花は誓いを忘れない」が披露され、参加したファンをすぐに引き込む迫力あるパフォーマンスが展開されました。音楽とともに、自己表現や胸のうちを語る歌詞が心を打ち、観客たちは彼女たちの熱意に共感していました。
特に印象的だったのが、橋本桃呼が歌う「この世界は嘘でできている」。逆説的なアイドルソングで、普通ではない存在を歌い上げることで、高嶺のなでしこが持つ独自の世界観を感じさせる楽曲に仕上がっています。
イベント中、各メンバーもこの日を迎えられた喜びを伝え、自身の思いを語りました。籾山ひめりは「リリース日になりました!」と、その瞬間の幸せをシンプルに表現し、松本ももなも「たくさんの景色を見て、たくさんの思いを重ねてきました。この日を一緒に迎えられて嬉しいです」と感謝の気持ちを述べました。
ファンとのコミュニケーション
会場の雰囲気はさらに盛り上がり、トークセッションではクリスマスをテーマにした話題が展開。メンバーたちがサンタではなく“ある人”にお願いをしたというエピソードも披露され、笑いを誘いました。その中で、VTRにサプライズで登場した松本伊代とのつながりエピソードも話題に。伊代は「公式ママ」として高嶺のなでしこを応援する存在に位置づけられ、彼女たちの成長を見守るという温かいメッセージが送られました。
ファンとメンバーが一体感を感じる瞬間が多く見受けられ、特に「アイドル衣装」に関するトークでは、メンバーたちの成長や変化について語られました。盛りだくさんの内容は、ファンとの絆を育む素晴らしい時間となりました。
最後の見どころと今後の展開
パフォーマンスの後半では、星谷美来が会場をさらに盛り上げ、「初恋のこたえ。」の可愛らしい歌声でファンの心をわしづかみに。続いて、メジャーデビュー曲「美しく生きろ」が披露され、参加者全員が一体となって盛り上がる姿が見られました。
イベントの最後に籾山が「アルバムの全16曲がたくさんの人に届いてくれたら嬉しいです。」と語り、次なるライブに向けた期待感を高めました。今後は、2025年に予定されている「高嶺のなでしこ Live Tour – Bouquet of 9 Flowers –」や、クリスマスパーティーが控えており、ファンとの交流が一層楽しみです。
高嶺のなでしこのさらなる活躍が期待される中、初めての1位獲得が意味するものは、それぞれのメンバーが多くの夢を抱いて進む新たな一歩でもあるのです。