持続可能な未来
2025-01-31 13:28:44

I-neのカーボンフットプリント算定が示す持続可能な未来への道筋

I-neの持続可能な未来に向けた挑戦



株式会社I-ne(アイ・ネ)は、大阪市に本社を置く企業で、カーボンニュートラルの実現を目指し、環境省が実施する「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に参加しました。特に、今回は同社の人気ブランド「BOTANIST」のボタニカルシャンプーモイストを対象として、カーボンフットプリント(CFP)の算定を行いました。この取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であり、消費者に対して環境意識を促すための施策でもあります。

カーボンフットプリント(CFP)とは?



CFPとは、製品やサービスが原材料の調達から廃棄、リサイクルに至るまで、温室効果ガスの排出量をCO₂排出量に換算したものであり、環境政策の一環として重要視されています。この算定を通じて、製品がどれだけ環境に負荷をかけているかを明確化し、消費者がより持続可能な選択ができるようにすることが条件です。

ボタニスト製品のCFP算定結果



I-neが算定した結果によると、ボタニストボタニカルシャンプーモイストのボトル(460mL)のCFPは28.6kgCO₂e、詰替えパウチ(400mL)のCFPは24.6kgCO₂eとなりました。特筆すべきは、使用段階において、温水シャワーなどの利用によるCO₂の排出量が全体の9割以上を占めていることです。また、詰替えパウチのCO₂排出量がボトルよりも18%少なく、廃棄・リサイクル段階ではその減少率が79%に達しています。

環境への意識を高めるための取り組み



CFP算定から浮き彫りになった課題としては、活動量に関するデータ収集、環境配慮型素材の使用、CO₂削減インパクトの表示方法などが挙げられます。特に、消費者が使用する際のCO₂排出量が非常に大きいため、今後は業界全体や行政との連携が不可欠です。こうした課題を克服することで、持続可能な製品開発や情報発信を強化し、業界全体でのCFP促進に向けた活動が求められています。

BOTANISTの環境への取り組み



BOTANISTは「植物と共に生きる」をテーマに掲げ、自然環境を保護するためのさまざまなアクションを展開しています。具体的には、本体ボトルにバイオマスPETを使用したり、詰替えパウチにリサイクルPETを取り入れるなど、持続可能な資源を活用しています。また、北海道美幌町にある「BOTANISTの森」では、白樺を中心とした植樹活動を行い、地域の環境への貢献も大事にしています。

今後の展望



I-neは、これまでの取り組みを基に、温室効果ガスの排出量をゼロに近づけるために邁進することを宣言しています。業界全体でのCFPの取り組みを通じて、より多くの人々に環境意識を広め、持続可能な社会の実現に向けたアクションを促進していく力強い姿勢を感じます。

持続可能な未来を見据えたI-neの取り組みは、単なる企業活動にとどまらず、地球全体の幸福に向けた大切な一歩であることを認識するべきです。これからも環境にやさしい製品を選ぶことが、私たち一人一人の幸せにつながるのではないでしょうか。


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