人気声優が共演！「音楽朗読劇『仮面の男』」が銀座で開幕

音楽朗読劇『仮面の男』が銀座で上演開始

2023年3月4日から9日まで、東京・銀座博品館劇場にて「音楽朗読劇『仮面の男』～アレクサンドル・デュマ・ペール「ダルタニャン物語」より～」が上演されています。この公演では、人気声優40名が日替わりで出演し、音楽と朗読による新しい形の演劇をお楽しみいただけます。

公演の概要

初日の公演には、駒田航さん、井上和彦さん、中澤まさともさん、市川太一さん、野中ここなさんが出演し、観客を魅了しました。この音楽朗読劇は、2018年に上演された「ジギルvsハイド」以降、田尾下哲氏による新しい試みが継続されており、今回の作品はアレクサンドル・デュマ・ペールの原作「ダルタニャン物語」を基にした書き下ろしオリジナル戯曲です。

登場キャスト

今公演では、主演の駒田航さんがダルタニアンを演じるほか、井上さんがアトス、中澤さんがアラミス、市川さんがポルトス、そして野中さんがフィリップ役を担当します。この5人はそれぞれ個性的なキャラクターを演じるだけでなく、役ごとに声色を変えて多彩な演技を披露します。特に、女性キャストである野中さんが男性キャラクターのフィリップを演じるという点も、注目のポイントです。

物語の舞台とテーマ

舞台は17世紀のフランスで、ルイ13世と14世の時代を背景にしています。四銃士たちの友情や苦悩、そして彼らが戦う過程での人間ドラマが展開され、観客は思わず引き込まれてしまいます。公演中、危機に直面する緊迫感や、ユーモラスな掛け合いで笑う場面もあり、バランスが絶妙です。

「One for all, All for one」の精神を胸に、四銃士とフィリップが平和を取り戻すために奔走する姿は、まるで観客自身に勇気を与えてくれるようです。