カラオケで交流活性化
2024-12-25 11:06:28

能登半島地震からの復興支援、カラオケで地域交流を深める

能登半島の地震によって大きな影響を受けた石川県穴水町。この町では、復興支援の一環として、カラオケ機器の無償貸与が行われています。これを実施しているのは、広く知られるカラオケサービス、JOYSOUNDを提供する株式会社エクシングです。2024年12月から始まったこの取り組みでは、仮設住宅での住民同士の交流を活性化することを目的としています。

2023年12月21日、早速仮設住宅で記念すべき忘年会が開催され、住民たちはカラオケを囲んで笑顔に包まれました。以前は娯楽が不足していた地域に、カラオケが導入されることで、みんなが一緒に楽しむ時間が生まれています。これは、地域のコミュニティ形成において大切な一歩です。

また、今回は認定NPO法人レスキューストックヤードと連携しています。彼らは、被災者の孤立を防ぐために、居場所作りに力を入れており、2023年6月には交流の場「みんなの居場所ボラまち亭」をオープンしました。このようなコミュニティの中で、カラオケという娯楽が住民同士の絆を深める手助けになることを願っています。

レスキューストックヤードの代表理事、栗田暢之さんは、被災者の現状について次のようにコメントしています。「神も仏も希望もない」と感じられる中でも、ボランティアの支援活動を通じて、食事会やお茶会で日常的な交流を持つことの大切さを伝えています。本来の楽しさを取り戻し、少しでも元気を感じられる時間を提供するために、カラオケは非常に重要な役割を果たすのです。

さらに、JOYSOUNDのカラオケ機器には、音楽療養のコンテンツも搭載されており、体を動かしたり、リラックスしたりするコーナーも充実しています。合計で約1,200種類以上のコンテンツが利用可能です。既に何件もの使用希望が寄せられており、これからも住民同士の交流をサポートする様々なイベントでの活用が予定されています。

加えて、エクシングの金沢支店は、被災者への継続的な支援を行っており、店舗の状況確認や物資の配布なども実施しています。カラオケ機器の提供によって「ココロのボリューム、あげていこう。」という企業理念を具現化し、地域の皆様に笑顔を届けることを目指しています。

今後も、地域のコミュニティ形成を意識した支援活動が広がることに期待しましょう。カラオケがもたらす笑顔や交流は、復興の過程で重要な要素となることでしょう。


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