音楽の力で広島から平和を発信！アクターズスクール広島の挑戦

アクターズスクール広島「PEACE PROJECT 2025」オーディション開催

アクターズスクール広島（広島市南区）は、音楽を通じて平和のメッセージを広げるため「PEACE PROJECT 2025」の一環として、オーディションを実施しました。6月22日の日曜日に行われたこのオーディションには、生徒116名のうち延べ91人が参加し、平和をテーマにした5つの課題曲への挑戦が行われました。この取り組みは、被爆80周年の節目の年において、広島から世界に向けて「音楽の力で平和の大切さを伝える」という明確なビジョンを持っています。

オーディションの内容

今回のオーディションで取り上げられた課題曲は、合唱曲「HELLO, THANK YOU, SORRY, ALL RIGHT（仮題）」と4つのソロ・ユニット曲「ノーモア・ノーウォー（仮題）」、「Mother Earth, Mother（仮題）」、「瓦礫に花は咲かない（仮題）」、「サンタと神様（仮題）」の計5曲です。参加者は小学1年生から社会人まで多岐にわたり、年齢を超えた多様な表現が求められました。

審査は、音楽に携わる講師や事務局のスタッフからなる9名の審査員の前で行われ、参加者たちは日ごろの練習の成果を堂々と披露しました。オーディション終了後、合格者は同日に発表され、合唱曲部門で22名、ソロ・ユニット部門で7名が選ばれました。この結果は、平和への熱い思いをもつ若い才能が育っていることを示しています。

合格者の発表

合唱曲部門

合格した小学生7名は以下の通りです。

- 依都さん
- 和佳さん
- 知里さん
- 奏愛さん
- 陽葵さん
- 咲良さん
- あいかさん

また、コーラス部門では小中学生から15名が合格しました。彼らは、素晴らしいハーモニーとともに、平和を願う気持ちを音楽に込めて歌うことが求められます。

ソロ・ユニット部門

ソロ・ユニット部門の合格者は次の通りです。

- 「ノーモア・ノーウォー（仮題）」：友美さん
- 「Mother Earth, Mother（仮題）」：小暖さん
- 「瓦礫に花は咲かない（仮題）」：桃果さん
- 「サンタと神様（仮題）」：鈴花さん、奏愛さん、咲良さん、望綾さんの4人ユニット

今後の展望

合格者は、今後ヴォイスレッスンに取り組み、7月中旬にはレコーディングを行う予定です。そして、8月にはCDと配信リリースが予定されています。このプロジェクトを通じて、参加者たちは自らの音楽を通じて平和の重要性を広めていく使命を担っています。

アクターズスクール広島の「PEACE PROJECT 2025」は、若い才能を発掘し、音楽の力を借りて一人一人が平和のメッセージを世界に発信する機会を創出する素晴らしい取り組みです。今後の展開にぜひご注目ください。