新鋭デザイナーの祭典
2025-10-16 14:56:23

フランス・パリで開催された新鋭デザイナーの集結「Global Fashion Collective S/S’26」

フランス・パリでの新鋭デザイナーの祭典



2025年10月2日と3日、パリの「La Maison des Métallos」で開催された『Global Fashion Collective S/S’26 in Paris』は、様々な国から集まった新進気鋭のデザイナーたちが最新のコレクションを披露する素晴らしいイベントです。このイベントは、カナダ・バンクーバーを拠点とする「Global Fashion Collective」が主催し、2017年に設立されて以来、東京、ロンドン、ミラノ、パリなどで新たな才能を発掘し続けています。今季は日本を含む12組のデザイナーが集結し、多彩な視点と創造性を持ったコレクションを展開しました。

日本からの参加デザイナーたち


日本からは、アートとファッションを融合させた「SHINO」、香川の伝統織物「保多織」を現代に伝える「Boutique.june」、そしてレディースアパレルブランド「vaneum」が参加しました。各ブランドはそれぞれの特色を活かした魅力的な作品を発表し、会場を訪れた観客たちを魅了しました。

SHINO "Kingdom of World's End"


SHINOのコレクションは「英雄に憧れて夢を見る」というテーマで、フランスの歴史上の人物たちをオマージュした物語性に富んでいます。黒を基調としつつ、フランスのトリコロールを取り入れ、自由や平等、博愛を表現しています。特にメンズのウェディングドレスを最後に披露することで、深い感情を伝えました。SHINOは自らのデザインに対する情熱や妥協しない姿勢をコメントし、もともとはヴィジュアル系バンドからインスピレーションを受けたことを明かしました。

SHINOは自身の衣装ブランド「DRESSenDRESS」を通じて、華やかで視覚的に訴える衣装を制作。彼女の個性的な視点から生まれるファッションは、次世代のアートとして注目されています。

Boutique.june "Light and Shadow"


次に紹介するのは、香川県高松市を拠点とする「Boutique.june」です。彼らのコレクションは「Light and Shadow(光と影)」というタイトルで、微妙な凹凸が魅力の保多織を使用し、光の当たり具合によって生まれる色の変化を特徴としています。特に日本の書道を用いて染め上げた生地や、漆の技術を用いた特別なボタンが素晴らしいアクセントに。

伝統とモダンの融合を目指すBoutique.juneのデザインは、観客に静謐でありながらも強いメッセージを送ります。また、先代の技術を大切にしつつも、新しい挑戦をする姿勢が強く感じられ、洗練された美しさを提供しています。

vaneum "Impressions of Margin"


「vaneum」は、日常に寄り添う特別な衣服を提供するデザイナーたちによるブランド。コレクション名の「Impressions of Margin」は、静かな中にある高揚感をテーマにしており、自然なシルエットや素材にこだわりが感じられます。シアーやリネンを使用した軽やかな着心地は、現代にぴったりなスタイルを提案。

彼らの作品は、着る人が自信を持てるようなデザインを追求し、色合いやパターンが日常の美しさを引き立てます。ファッションに対する理解を深めながら、心からの思いを作品に込める姿勢が素晴らしいと評判です。

未来への期待


『Global Fashion Collective S/S’26 in Paris』は、ただのファッションイベント以上のものであり、デザイナーの成長と発展の場でもあります。各国のデザイナーが集結することで、生まれるインスピレーションや刺激は、これからのファッションシーンに大きな影響を与えることでしょう。日本のデザイナーたちの活躍も期待されます。彼らの情熱や創造性が、世界中の人々へと広がり、新たなカルチャーを形成していくことを心から願っています。常に進化し続けるファッションの世界において、彼らの存在がどのように輝いていくのか楽しみでなりません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

関連リンク

サードペディア百科事典: グローバルファッション SHINO Boutique.june

トピックス(ファッション)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。