髪色を楽しむ新しい時代到来！頭皮トラブル軽減が期待できる新成分のご紹介

髪色を楽しむ新時代の幕開け

今回は、ヘアカラー施術時および施術後の頭皮トラブルを軽減する新成分「糖鎖栄養素抽出液」についてご紹介します。株式会社野口総合研究所が開発したこの画期的な原料は、2024年10月1日に新商品として登場予定です。今回はその特徴や研究背景について深く掘り下げていきます。

髪に優しい新成分の開発背景

今後の人口動態から見ると、白髪染めの需要は増える一方です。しかし同時に、ジアミンアレルギーなどの頭皮トラブルは未だ解決が難しい課題とされています。そんな中、野口総合研究所は九州大学と連携し、新たなアプローチによる商品の研究開発を行ってきました。その成果がこの「糖鎖栄養素抽出液」です。

糖鎖栄養素抽出液とは？

本成分は、日本国内の30万年以上前の地層から抽出された原料で、ビタミンやミネラル、アミノ酸、さらには抗酸化物質も豊富に含まれています。化粧品においては「フムスエキス」として知られ、多くの方に利用されてきました。また、九州大学との共同研究により、この成分がどのように髪や頭皮に影響を与えるかも確認されています。

研究結果とその効果

九州大学による研究では、ヘアカラー施術時に発生する活性酸素「ヒドロキシラジカル」が60％以上減少することが確認されました。この活性酸素は頭皮の炎症を引き起こす要因となり、バリア機能の低下や白髪、抜け毛などの原因に繋がるものです。これを軽減することで、髪色を楽しむ際のリスクを大幅に減少させられるとしています。