米粉の未来を探る
2025-06-30 10:52:09

大阪・関西万博で注目!米粉が織りなす食文化の未来とは

大阪・関西万博で注目!米粉が織りなす食文化の未来とは



2023年6月、大阪・関西万博で開催された「食と暮らしの未来ウィーク」では、米粉の魅力が存分に発信されました。このイベントは、農林水産省が主催した「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」の一環として行われ、米粉をテーマにしたステージイベントで注目を集めました。主催は米・米粉消費拡大推進プロジェクト事務局です。

米粉を使った商品開発の取り組み



このトークショーでは、広島県三原市の大和中学校生徒らが地元の特産品であるもち粉を使用した商品開発について説明。地域法人「おせっかい」の村上朋子さんと皆川夏織さんが手掛けた、米粉を使った『ラッキークッキー』と、遊びながら学べる『こめんど』の2商品の開発ストーリーが語られました。中学生たちは、地域の人々だけでなく、他の地域へのアピールが課題であると感じており、次の世代にこの活動を引き継ぎたいと話しました。彼らの情熱と将来への希望が印象的でした。

トークセッション①「米粉の可能性を追求」



続いてのトークセッションでは、さまざまな業界の専門家が集まり、若者のアイデア力を交えた米粉の未来について討議されました。株式会社おこめん工房の井掛雅祥さんは、地域の中学生との共同開発について、「米粉はサクサクでホロホロの食感が感じられる。今後も地域創生に貢献したい」と強調しました。米粉の商品は地域の活性化に寄与し、新しい魅力を引き出しています。

トークセッション②「米粉の未来へ」



次いで、米粉の将来性に焦点を当てたセッションが行われ、株式会社百笑市場の長谷川有朋さんや、米粉料理家の中村りえさんが登壇しました。長谷川さんは、米粉が注目を集めている現状を伝えつつ、「米粉を使ったパンや麺の開発が進む中、消費者の意識が変わってきている」と語りました。さらに、中村さんは「グルテンフリー市場の拡大が米粉の需要を後押ししている」と述べ、米粉の可能性は無限大であると訴えました。

日本の米粉の魅力を世界へ



セッションでは、海外市場での米粉の可能性にも触れられました。特に日本の米粉は高い製粉技術が評価されており、海外でも高い人気を誇ります。専門家たちは、日本の米粉が持つ独自の魅力や、健康志向の高まりを背景に、米粉の需要が増すと確信しています。

米コ塾と米粉タイムズとは



イベントでは、米粉の今後についてのコミュニティ「米コ塾」の存在も紹介されました。専門家たちが集まり、米粉の魅力を広めるために技術やノウハウを共有し、利用法を探求する活動です。一方、米粉情報を発信するメディア「米粉タイムズ」も併せて紹介され、消費者に向けた情報提供を行い、米粉の普及に寄与しています。

このように、大阪・関西万博での米粉関連イベントは、地域活性化や食文化の新たな形を模索する貴重な機会となりました。今後も米粉が織りなす新たな食の文化が広がっていくことを期待したいですね。


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