ファンケルが環境保護に向けた新たな一歩を踏み出す
株式会社ファンケルは、2025年10月1日(水)から、資生堂が立ち上げた循環型プロジェクト「BeauRing(ビューリング)」に参画することを発表しました。このプロジェクトは、使用済みのプラスチック製容器を企業間で回収し、リサイクルを促進する取り組みです。すでに参加している株式会社ポーラ・オルビスホールディングスに加え、化粧品業界の大手シャネルも新たに参加することとなり、業界全体でのプラスチック資源の循環が期待されます。
この「BeauRing」の特徴は、生活者が分別や中身の洗浄を行わずに容器をリサイクルできる点です。消費者にとって非常に参加しやすく、実用的な手段を提供しています。ファンケルは、このプロジェクトへの参加によって回収場所が増えることで、より多くの消費者がリサイクルに参加しやすくなります。
ファンケルショップでの取り組み
具体的には、横浜市内のファンケルショップ8店舗に「使用済みプラスチック製化粧品容器収集BOX」(BeauRing BOX)を設置し、使用済みの化粧品容器を回収します。これにより、横浜市内で377品目のプラスチック製容器の回収が可能になる見込みです。これまでファンケル独自の「FANCL リサイクルプログラム」によっても数多くの容器を回収してきましたが、今回の参画によりその回収品目数が大幅に増加することが見込まれます。
実際、ファンケルのリサイクルプログラムは、2021年7月からの3年間で約127万本の容器回収を実現しており、顧客の支持を集めています。今後もこの進展を背景に、環境保護に対する意識の高まりを促進していく考えです。
参加することで得られるメリット
BeauRingプロジェクトに参加することで、ファンケルの利用者は、リサイクルを通じて環境保護に貢献できるだけでなく、「FANCL リサイクルプログラム」においては従来通りのファンケルメンバーズポイントを獲得することができます。これによって、リサイクルの推進が社会全体に広がり、持続可能な未来への道筋がつけられることでしょう。
今後の展望
このように、ファンケルは「プラスチックが循環し続ける社会」の実現に向けて、今後も積極的に活動を展開していきます。消費者が参加しやすく、共感を得られる環境保護の取り組みを進めることで、より多くの人々がサステナビリティに向けた意識を高めていくことを期待しています。
さらに詳細な情報については、BeauRingの公式サイト(
BeauRing公式サイト)を確認してみてください。2030年には、もっと多くの方々がこのサステナブルなプロジェクトに賛同し、共に行動することを願っています。私たちの小さな努力が、未来につながる大きな変化となるでしょう。