被災地に笑顔を届ける映画体験
2024年1月1日、石川県珠洲市で発生した能登半島地震からの再起を図る地域での特別な映画体験。しかし、この取り組みの背後には、俳優・齊藤工が手掛けた移動映画館「cinéma bird」の11年にわたる努力が隠れています。その全貌に迫るドキュメンタリー「めざましテレビpresents cinéma bird in 奥能登 - 齊藤工と移動映画館の11年 -」が、フジテレビの動画配信サービスFODで12月26日より独占配信されることが決まりました。
『cinéma bird』の始まりと目的
2014年、宮城県石巻市で始まった「cinéma bird」は、被災地に映画の楽しさを届けるプロジェクトです。これまで福島や熊本、さらには北は北海道から南は愛媛まで、様々な場所で移動映画館を開催。特に、映画館が消えてしまった地域の子供たちや人々に、「同じ空間で感動を共有する」ことを目的としています。
奥能登での特別な映画体験
2024年1月1日に発生した能登半島地震は、珠洲市に甚大な被害をもたらしました。それに伴い、かつて賑わっていた映画館も取り壊され、人々が集まる場所が減っていきました。そんな中、映画の力を借りて人々の心をつなぐべく、この特別な上映会が企画されました。「cinéma bird in 石川県奥能登」として、被災地の人々に一生に一度の劇場体験を提供することが目標です。
感動の記憶と再興のシンボル
今回のドキュメンタリーでは、奥能登での映画館の再興、そして地域の「賑わいの象徴」としての映画の存在を回想します。映画館の解体中に発見された映写機は、「再興のシンボル」として地域住民と結びつき、新たな希望を灯します。映画、音楽、笑いが交差し、地元の人々の心に再び劇場体験の灯がともる様子が描き出されます。
齊藤工のメッセージ
「私のライフワークであるcinéma birdが、今回『めざましテレビ』の力を借りて特別番組として配信されることを嬉しく思います。2014年に始まったこのプロジェクトは、私たちの思い出と感動を込めた映像作品です。ぜひたくさんの人にこの活動を知っていただきたいと思っています」と齊藤工は語っています。
今後の展望
「cinéma bird」は、その活動をさらに広げ、地域住民や被災地の方々を対象とした映画体験を継続的に提供していく方針です。映画は単なるエンターテインメントではなく、人々を一つにする力を持っています。
また、FODでは、この特別なドキュメンタリー以外にも多くの作品を配信中です。映画やドラマを通して、皆さんもこの感動を追体験してみてはいかがでしょうか。
詳細情報
- - タイトル: 『めざましテレビpresents cinéma bird in 奥能登 - 齊藤工と移動映画館の11年 -』
- - 配信開始日: 12月26日(金)0時より独占配信
- - 出演者: 齊藤工、永野、豪起
- - 制作: フジテレビ第2スタジオ
- - URL: FOD配信ページ
- - 60秒スポット動画: YouTubeリンク