新校長就任!進藤郁子の取り組み
資生堂が運営する美の総合アカデミー「SABFA」は、この度新しい校長として進藤郁子さんを迎えることになりました。2025年10月1日付で校長に就任する進藤氏は、資生堂のトップヘアメイクアップアーティストとして長年活躍しており、その名は多くの業界関係者に知られています。彼女が描く新しい教育の未来とはどのようなものなのでしょうか。
進藤郁子のプロフィール
進藤郁子さんは、2007年にSABFAを卒業し、同年に資生堂に入社しました。彼女は、資生堂のビューティークリエイションセンターに所属し、さまざまな著名なブランドのビューティーディレクターとして活動しています。例えば、「MAJOLICA MAJORCA」のヘアメイクや商品開発に関与し、その才能は多くの女優やタレントからも高く評価されています。また、ファッション誌や美容誌でのヘアメイク、国内外のコレクションへの参加、さらには美容師向けのセミナーでもその技術を披露しています。その実績として、JHA(Japan Hairdressing Awards)では2013年に大賞部門でグランプリを受賞したこともあります。
SABFAの教育方針
進藤氏がSABFAの新校長になるにあたり、彼女の抱負が注目されています。彼女は「SABFAは、技術と感性の両輪を備えた現役のヘアメイクアップアーティストが、実際の現場で得た経験を伝える学びの場」と位置づけ、その重要性を強調しています。理論だけでなく、実務経験から得た知識をもとに、学生たちに「生きた力」を授けることが目標なのです。彼女は、成功体験だけでなく、失敗から学ぶことも大切であり、変化するトレンドをしっかりと捉え、実践に活かせる力を育てていく意義を語っています。
新たな挑戦
進藤氏の考えるSABFAは、仲間たちと共に切磋琢磨し、美の可能性に挑む「トレーニングジム」のような存在です。彼女は、自身もSABFAの卒業生であるため、その特別な環境がいかに学生に影響を与えるかを理解しています。進藤さんが手掛ける教育方針によって、学生たちは1年後には技術だけでなく、「情熱を帯びた自分」とも出会えると信じています。
SABFAの未来
SABFAは1986年に開校し、資生堂が培ってきた美容のノウハウをもとに、美を総合的に学ぶ場として知られています。現在、多くの卒業生が国内外の広告やテレビ、雑誌、ファッションショーにおいて活躍しており、業界でも高い評価を得ています。進藤氏の指導の下、これからのSABFAの教育がどのように進化していくのか、期待が高まります。
新校長としての進藤郁子氏が、学生たちに与える影響や、SABFAが未来の美の業界に何をもたらすのか、その動向を見守っていきましょう。