音楽と共に創る
2025-12-16 11:49:08

2026冬季パラリンピックで一緒に音楽を創る『Earth ∞ Pieces』参加者募集中

2026居冬季パラリンピック公式文化プログラム『Earth ∞ Pieces MILANO 2026』



2026年3月15日、イタリア・ミラノの「Teatro dal Verme」にて、参加者を募集する『Earth ∞ Pieces MILANO 2026』が開催されます。このプロジェクトは、2026冬季パラリンピックの公式文化プログラムとして、障害の有無や音楽経験を問わず、さまざまな背景を持つ参加者が集まり、一日限りの《喜びの歌》を共に奏でる機会です。主催するのは、神奈川県横浜市に本拠地を置く認定NPO法人スローレーベル。芸術監督の栗栖良依氏が手掛けており、彼女は東京2020パラリンピックにおいてもステージアドバイザーを務めてきた実績があります。

参加者募集の詳細


参加者に求めるのは、自身の楽器演奏や歌唱の力を活かしつつ、多様な国籍と文化を持つ仲間と共に音楽の創造に貢献すること。プロまたはアマ、音楽のジャンル、そして障害の有無は問いません。参加費は8,800円(税込)で、公式アイテムやアフターパーティーへの参加費が含まれています。応募の締切は2026年1月5日(月)23:59(日本時間)となり、詳細は公式サイトにて確認できます。

音楽家、サミュエル・タマリット・オテロ


今回のプロジェクトでは、スペインとオランダにルーツを持つ注目の若手指揮者、サミュエル・タマリット・オテロがゲスト・ミュージックディレクターに就任します。彼はメンデルスゾーン国際指揮者コンクールにて優勝し、その後の活動でも高く評価されています。オテロ氏は、全ての参加者が迎え入れられる音楽空間を創造し、共に音楽を育む過程を大切にしています。

彼は「ベートーヴェンの《喜びの歌》を共通言語に、誰もが歓迎される特別な体験を創る」と語り、音楽が人と人を結びつける力を信じています。

再登場する三浦千明


昨年のワールドプレミアで音楽監督を務めた蓮沼執太氏が指揮するオーケストラ「蓮沼執太フィル」のメンバーであり、前回のサポートミュージシャンを経て今回もゲストミュージシャンとして参加する三浦千明さんは、多様な背景のプレイヤーと共に新たな音の地平を切り開くことに意欲を燃やしています。彼女は、「国や文化の異なるプレイヤーと一緒に創り上げる《喜びの歌》は、人生に一度きりの貴重な経験になる」と期待を寄せています。

ホームステイを通じた国際交流


さらに、本公演では参加者希望者を対象に、音楽学校「Allegro Moderato」に属する障害のある音楽家がホストとなり、国際交流の一環としてホームステイが予定されています。共に生活することで、音楽に留まらない深い理解と文化交流が期待されています。事前に文化や生活習慣についてのガイダンスが行われ、円滑な交流の場が設けられます。

開催概要


  • - 名称: Earth ∞ Pieces MILANO 2026
  • - 日程: 2026年3月15日(日)
  • - 場所: Teatro dal Verme(イタリア・ミラノ市)
  • - 主催: AllegroModerato、Komorebi、SLOW LABEL
  • - 後援: ミラノ市、在ミラノ日本国総領事館、在伊日本商工会議所 他

この特別な音楽プロジェクトの一部となり、共に《喜びの歌》を奏で、文化を共創する貴重な体験をあなたも体感してみませんか?応募はお早めに!


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