新演出《サロメ》
2025-06-09 15:34:26

R・シュトラウス《サロメ》 新演出の魅力を探る!メトロポリタンオペラの公開決定

メトロポリタン・オペラが送る新演出の《サロメ》



2024-25シーズンの第七作目、R・シュトラウスの傑作オペラ《サロメ》が、6月27日から1週間の特別上映されます。この作品は、オスカー・ワイルドの戯曲を元にした物語で、聖者に恋した少女の禁断の愛が織り成す衝撃的な展開が話題です。今回は、20年ぶりの新演出となることが発表され、メトロポリタン・オペラ(通称MET)の最新ステージを、日本全国の映画館で楽しめる貴重な機会となります。

新しい視点で描かれる《サロメ》


今回の演出を手掛けるのは、イギリスのトニー賞に相当するローレンス・オリヴィエ賞を受賞した演出家クラウス・グート。彼は物語の光と闇を巧みに描き出し、視覚的にも聴覚的にも観客を引き込む新しいスタイルを採用しています。時代設定をヴィクトリア朝時代に変更したことで、現代の観客にも共鳴するテーマが浮き彫りになります。

魅惑のキャスト


《サロメ》の主人公であるサロメを演じるのは、期待の新星エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー。この若きソプラノは、鋭い演技力と歌唱力で役に命を吹き込むことでしょう。彼女が恋い焦がれる預言者ヨカナーン役には、METファンに人気のペーター・マッテイがキャスティングされています。さらに、サロメの母親である王妃ヘロディアス役には、9年ぶりにMETライブビューイングに登場するミシェル・デ・ヤングが選ばれ、その歌声と存在感で会場を圧倒します。

音楽の極み


本作の音楽は、MET音楽監督のヤニック・ネゼ=セガンが指揮を担当しています。彼の繊細かつ力強い指揮により、R・シュトラウスの艶やかな音楽が一層引き立てられることでしょう。精緻なオーケストレーションと感情が溢れる歌声が共鳴し合うシーンは、心に響く体験となること間違いありません。

予告映像の公開


このオペラに関する予告映像とプロモーション映像が解禁され、話題となっています。映像では、新演出のビジュアルとストーリーの重要な場面が展開され、さまざまな魅力を詰め込んだ内容となっています。特に、エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーが繰り広げる衝撃的な演技が印象的です。これまでの《サロメ》にはない新しい解釈をお楽しみに!

上映情報

  • - 上映期間: 6月27日(金)~7月3日(木) ※東劇は7月10日(木)までの2週上映
  • - 上映館: 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
  • - 指揮: ヤニック・ネゼ=セガン 演出: クラウス・グート
  • - 出演キャスト: エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー、ミシェル・デ・ヤング、ペーター・マッテイ ほか

この新演出《サロメ》は、オペラ初心者から愛好家まで楽しめる作品となりそうです。ぜひこの機会に、メトロポリタン・オペラの世界を体感してみてください。


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