渋谷とマクレガーの舞台
2025-06-11 12:04:26

渋谷慶一郎とサー・ウェイン・マクレガーの革新舞台が2027年に世界初演

新たな芸術の形を生み出す渋谷慶一郎とサー・ウェイン・マクレガー



音楽家の渋谷慶一郎が代表を務める「アタック・トーキョー株式会社(ATAK)」が、英国ロイヤル・バレエ団の振付師であるサー・ウェイン・マクレガーとの国際共同制作プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、革新的なアートを追求する「スタジオ・ウェイン・マクレガー」とのコラボレーションによる新作舞台の制作を目指しており、世界初演は2027年に予定されています。

プロジェクトの概要


この新作では、作曲を渋谷慶一郎、演出と振付をウェイン・マクレガーが担当。音楽やダンスに加え、身体表現や舞台美術、AIやテクノロジーといった多様な要素を融合させた総合芸術作品となる見込みです。本作品には、マクレガーが主宰する「カンパニー・ウェイン・マクレガー」のダンサーたちの他、渋谷が手掛ける最新のアンドロイド「アンドロイド・マリア」も出演予定です。

渋谷慶一郎

舞台美術は、日本を代表する建築家である妹島和世が担当します。彼女は国際的な建築賞を数多く受賞しており、特にヴェネツィア・ビエンナーレでの評価は高いです。妹島氏は、創造的な視点から舞台を形作ることに貢献する予定です。

初コラボのパフォーマンス


今回の発表に先立ち、大阪で渋谷と「カンパニー・ウェイン・マクレガー」のダンサー5名との初のコラボレーションパフォーマンスが行われました。このパフォーマンスは、今後の創作活動において重要な一歩となることでしょう。

世界初演への道


渋谷とマクレガーによるこのプロジェクトは、2026年に欧州での公演詳細が発表される予定です。そして2027年には待望の世界初演が行われます。これにより、ジャンルや国境を越えた新たなコンテンポラリーパフォーマンスの未来が開かれることが期待されています。

記者会見に出席した渋谷慶一郎は、次のようにコメントしました。「Studio Wayne McGregorとともに新作を創作できることを心から嬉しく思います。僕自身、Sir Wayne McGregorの作品をずっと見ていたので今回の実現はとても嬉しいし、妹島和世さんとのコラボレーションによってどのような相互作用が起きるのか今から楽しみにしています。」

クリエイター支援の取り組み


このプロジェクトは、文化芸術活動基盤強化基金の助成を受けて進められます。この助成金は、日本の若手アーティストやクリエイターの参加を促進し、国際的な活動を支援することを目的としています。渋谷は、「AI以降は若いクリエイターのほうが優れていることもあるし、教える教えられるという関係を超えてプロジェクトを一緒に実現していきたい」と熱い思いを語りました。

まとめ


渋谷慶一郎とサー・ウェイン・マクレガーによるこの新作舞台は、アートの新境地を切り開く試みとなりそうです。期待が高まる中、2027年の世界初演に向けた準備が進む様子に、アート界からの注目は集まる一方です。


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