ジャミール・モハメッドが初開催のティファニー×CFDAアワード受賞

ティファニーとCFDAがもたらす新しい風

ティファニーとアメリカファッションデザイナー協議会（CFDA）が初めて実施した「ティファニー×CFDA ジュエリーデザイナーアワード」で、ジャミール・モハメッドが栄誉を受けました。このアワードは、デザイン部門のインクルーシビティを促進することを目的とし、ウィメンズウェアやメンズウェアに並ぶ、ジュエリーデザインの重要性を再認識させるものです。モハメッドは、賞金50,000ドルとティファニーのデザイン部門での1年間のフェローシップを得ることになりました。

賞の授与と祝賀イベント

受賞を祝うカクテルレセプションが、ティファニーのニューヨーク本店「ザランドマーク」で開催され、そこにはデザイン界の著名人たちが集まりました。ティファニーのダイバーシティ & エクイティインクルージョン部門のグローバルヴァイスプレジデントであるステファニー・ウエダ＝クルスが、CFDAのCEO、スティーブン・コルブと共に賞を授与し、イベントを盛り上げました。

多彩な参加者

今回は、選考委員として活動したベサン・ハーディソン、フランク・エヴァレット、ジャーリル・ウィーバーなどの顔ぶれも登場し、受賞者の発表に華を添えました。さらに、ローレン・サント・ドミンゴやエイミー・ファイン・コリンズといった多くの著名人が出席し、業界の未来に向けた語り合いや交流が行われました。

プログラムの詳細

2024年10月から2025年1月にかけて、選考された10名のデザイナーたちは、ティファニーの豊かな伝統を尊重しながらプレゼンテーションを行う機会が与えられました。彼らはティファニーのデザインチームとのメンタリングを通じて、月に一度のセッションで知識やスキルを磨きました。また、「ザランドマーク」やティファニーのジュエリーデザイン & イノベーションワークショップ（JDIW）を見学し、ビジュアルマーチャンダイジングや宝石に関する知識を得る貴重な体験が用意されていました。