日本の味をタイで!「SINGHA GARDEN」設立へ
株式会社ガーデンが、タイのSingha Corporationの子会社であるS Star Holdingとの合弁会社「SINGHA GARDEN」を2025年12月に設立することが決まりました。この新たな拠点では、日本が誇る「山下本気うどん」を展開し、タイ王国におけるプレミアム讃岐うどんの地位を確立することを目指します。
合弁会社設立の背景
株式会社ガーデンは、創業以来12社以上をM&Aを通じて再建・再生し、飲食事業の拡大を図ってきました。すでに、日本国内では「山下本気うどん」や横浜家系ラーメン「壱角家」といった11ブランドを運営しています。海外展開は、2025年9月時点でタイとマレーシアに進出している「壱角家」をもとに、特にうどんの人気が高まっている東南アジアに目を向け、新たな合弁会社の設立となりました。
具体的な事業内容
「SINGHA GARDEN」は、タイ王国のバンコクに拠点を置き、主に「山下本気うどん」の店舗運営を行います。この合弁会社の設立により、日本のうどん文化をタイに広め、地域経済に貢献することを目指しています。代表取締役社長の川島賢は、「日本の食文化を世界へ発信する」という使命のもと、シンハーコーポレーションの広範なネットワークを生かし、タイ市場での店舗拡大に本格的に取り組む方針です。
両社の意気込み
川島社長は、合弁会社を通して、創造力と地域密着型の経営で日本の食文化をもっと多くの方に楽しんでもらえるよう尽力すると述べています。また、Boon Rawd Breweryのナイヤノブ・ピロムパクディー副社長も、日本の本物の讃岐うどんをタイで紹介できることに興奮しており、高級日本食分野でのブランドとしての地位を確立することに意欲を見せています。
「山下本気うどん」とは
「山下本気うどん」は、2012年にインタビューマン山下によって立ち上げられた気合の入った讃岐うどんの専門店です。自社で製造・熟成した厳選された小麦を使用し、出汁は昆布と鰹をベースにしたものを使っています。関東を中心に全国20店舗展開しており、今後も増やす予定です。営業時間も柔軟で、夜にはお酒とともにうどんを楽しむことができます。
まとめ
今回の「SINGHA GARDEN」設立は、タイという新たな市場でのブランドの存在感を高める良い機会になると考えられています。日本の食文化を海外に伝える橋渡し役となるこのプロジェクトに、今後の展開が期待されます。日本国内外問わず、うどんファンにとって嬉しいニュースとなることでしょう。さあ、あなたもタイの「SINGHA GARDEN」へ足を運んで、日本の本格的な讃岐うどんを体験してみてはいかがでしょうか?