「SKill PARK 第4弾」セミナーの概要
2025年9月29日、東京の銀座にて、株式会社GO TODAY SHAiRE SALONが主催した「SKill PARK 第4弾 AI活用 × デジタル戦略セミナー」が開催されました。デジタルサロン協会との共催によるこのセミナーには、美容師やサロン関係者を含む45名が参加し、業界の境を越えて共に学ぶ姿勢が見られました。
開催概要
- - 日時: 2025年9月29日(月)
- - 会場: ミルボン東京銀座支店
- - 主催: 株式会社GO TODAY SHAiRE SALON
- - 登壇者: デジタルサロン協会 森越道大氏
- - 形式: オフライン・オンライン開催(参加者45名、現地参加31名)
「誰も置いていかない」デジタルサロン協会の思い
セミナーでは、「美容業界のこれから」をテーマに未来に向けた課題が語られました。冒頭では、過去のWEB2.0の登場による業界の格差について触れ、次のAI時代には格差を生じさせず、全ての人が可能性を広げていけることの重要性が強調されました。
美容業界の変遷を振り返り、ビューティシャンの在り方が時代ごとに変わってきた経緯についても言及されました。雑誌やヘアカタログがステータスを象徴していた時代から、SNSや予約アプリによって情報発信が個々に開かれた現代へと進化してきた歴史が示されました。
森越氏は、AIを単なるツールとしてではなく、ビューティシャンを助ける「パートナー」として捉える重要性についても触れました。今後の美容業界の変化に柔軟に対応できるビューティシャンの価値が、理解されるべきであるというメッセージが伝えられました。
第4次AIブームがもたらす変化
セミナーでは、AIの活用が美容業界全体に与える影響についても深掘りされました。特にフリーランスのビューティシャンが知っておくべき業界の動向や、AI検索時代に備える方法が具体的に解説されました。
森越氏自身が美容師としての経験を基に、AIを受け入れる術やその難しさについても率直に語り、参加者の共感を呼びました。彼が強調したのは、「まずは触れる、知ることが大事」というメッセージで、参加者たちに前向きな行動を促しました。
セミナーを終えて
デジタルサロン協会の森越氏は、AI時代におけるビューティシャンの可能性の拡大を感じ、参加者との共有を嬉しく思ったと語りました。AIを恐れるのではなく、感性を活かす道具として上手に使いこなすことが求められています。その中で、SKill PARKの「学びをエンターテイメントに」という理念が、次世代にふさわしい学び方を提示していると感じました。
参加者の反響
セミナーを受けた参加者からは、美容業界全体に「共に学び合う文化」が浸透していくことに期待が寄せられました。AIの活用だけでなく、時代背景や多様な視点を意識することの重要性が再確認され、テクノロジーを通じて透明性のある仕組みの必要性が感じられました。
また、GO TODAYの取り組みが学びやつながりの場を広げ、美容業界に新たな価値をもたらすことへの期待が高まりました。
今後の展望
GO TODAY SHAiRE SALONは、SKill PARKの活動を続けていく計画です。次回のセミナーは2025年10月28日に「縦型動画のノウハウセミナー」を開催予定で、SNS活用やブランディングに役立つ知識が学べます。今後の開催にもぜひご期待ください。