2025年再演決定！ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』オーケストラ合わせレポート

待望の再演を迎える『ラブ・ネバー・ダイ』

2025年1月17日から日生劇場で上演されるミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』。公演に先駆けて行われたオーケストラ合わせの様子が届きました。この作品は、アンドリュー・ロイド＝ウェバーが生み出した『オペラ座の怪人』の後日譚として知られています。日本では2014年に初演され、続く2019年の再演でもチケットは完売し、多くのファンに愛されてきました。

豪華キャストの共演

再演に際し、半世紀にわたり数々の名作を世に送り出してきたロイド＝ウェバーの作品に再び豪華キャストが集結。日生劇場の舞台にふさわしく、その歌唱力と演技力で日本ミュージカル界を代表する彼らは、この新たな『ラブ・ネバー・ダイ』をどのように生み出していくのでしょうか。

今回のオーケストラ合わせは、2025年で見られる最新の表現を垣間見る貴重な機会です。稽古場には独特の緊張感と高揚感が漂い、キャストたちの熱気が感じられました。

稽古場の光景

1月8日、都内の稽古場でオーケストラとキャストが初めて顔を合わせるという特別な日、控え室には和気あいあいとした雰囲気が流れていました。オーケストラが整列し、指揮者が指揮をとる中、各キャストはストレッチをしたり談笑を交えたりしていました。ロイド＝ウェバーの名曲が流れると、稽古場には瞬時に緊張感が訪れ、その瞬間に彼らの才能が花開くことを期待せずにはいられませんでした。

音楽とキャラクターの融合

オーケストラの演奏によって、舞台に光が当たる瞬間がテレビ画面や映画館では味わえない感動を生み出します。特に注目すべきは、ファントム役の橋本さとしの迫力ある歌声です。彼はクリスティーヌとの感情的な対話を見せ、新たな『ラブ・ネバー・ダイ』を形作りつつあります。

また、アンサンブルメンバーのパフォーマンスは、曲の重厚感を最大限に引き出し、作品の魅力をさらに際立たせました。キャスト同士の息の合った演技も光り、多くの観客が心打たれるのは間違いありません。

楽しい瞬間と真剣な思い

稽古中には、和気あいあいとした出来事もたくさんありました。ラウル役の加藤和樹と少年グスタフ役の子たちが差し入れを持って現れるなど、見えない絆がそこにはありました。このような楽しい瞬間が、より良いパフォーマンスを生み出すための土壌を作るのです。

今後の期待

この後も続く稽古では、演出チームからのアドバイスが飛び交い、各キャストは自らの役に磨きをかけていきます。公演に向けての彼らの努力がどのように実を結ぶのか、ますます期待が高まります。ファンの持つ期待を胸に、2025年の初日が待ち遠しいです。

公演概要

- 公演期間: 2025年1月17日（金）～2月24日（月・休）
- 会場: 日生劇場
- キャスト:

- ファントム: 市村正親／石丸幹二／橋本さとし（トリプルキャスト）
- クリスティーヌ: 平原綾香／笹本玲奈／真彩希帆（トリプルキャスト）
- ラウル: 田代万里生／加藤和樹（ダブルキャスト）
- メグ・ジリー: 星風まどか／小南満佑子（ダブルキャスト）
- マダム・ジリー: 香寿たつき／春野寿美礼（ダブルキャスト）
- グスタフ: 植木壱太／小野桜介／後藤海喜哉（トリプルキャスト）

これからの稽古の様子や実際の公演についてもお伝えしていきますので、ぜひチェックしてください。