新たなメロディーで金子みすゞの詩を歌うちひろ、アルバム完成を山口市長に報告

ちひろが届ける金子みすゞの詩

山口県山口市出身のシンガーソングライター、ちひろが新しいアルバム『Misuzu Songs －金子みすゞのうたがきこえる－』の完成を報告するため、9月19日、山口市役所を訪れました。このアルバムは、詩人金子みすゞの作品にメロディを乗せた全15曲を収録しており、喜びの報告をした際には、伊藤和貴市長もその晴れやかなニュースを共に喜びました。

アルバムの内容

ちひろが詩に触れた際、彼女の中に芽生えた思いは、金子みすゞが持つ深い感情を音楽で表現したいというものでした。ちひろは、詩そのものが持つ力を尊重し、そのメッセージを多くの人に届けることを目指して制作を続けてきました。市長も、ちひろの真摯な姿勢に敬意を表し、自身の歌声が金子みすゞの詩と相まって生まれた作品の美しさを称賛しました。

特に心に残る曲

アルバムの中でも特に注目されるのが新曲「帆」です。この楽曲は、ちひろが感じる希望の光を歌ったもので、その旋律は聴く者の心に深く響きます。市長も熱心に耳を傾け、その歌声が持つ情感に感動した様子でした。

ちひろの思い

このアルバムに対するちひろの思いは、世代を超えて感動を届けることにあります。「金子みすゞの詩は、子どもから大人まで心に響く力を持っている。このアルバムを通じて、多くの人にみすゞさんの詩を知ってもらい、優しい思いやりの世界を感じてほしい」とちひろは語りました。

アルバム詳細

アルバム『Misuzu Songs －金子みすゞのうたがきこえる－』は、2025年9月24日に全国一斉に発売されます。価格は3,300円（税抜3,000円）で、全15曲が収録されています。

転機を迎えるちひろ

ちひろは、金子みすゞのアンバサダーとしての活動を続けつつ、このアルバムを通して新たな一歩を踏み出す準備をしています。これからのコンサートもあらかじめ予定されており、特に故郷でのパフォーマンスに力を入れています。10月7日には福島県郡山市、10月18日には長門市仙崎のカフェでの特別公演が行われる予定です。

ぜひ、新しい音楽と優しい詩の世界に触れてみてはいかがでしょうか。ちひろの詩を通じて、金子みすゞの心温まるメッセージを感じる旅に出てみてください。