医師が手掛けた国産バクテリオファージ配合化粧水の誕生

国産初のバクテリオファージ配合化粧水「DR.Phageスキンケアローション」

今年の秋、医療の現場から直接生まれたスキンケアアイテム、「DR.Phageスキンケアローション」が新たに登場します。これは、国産初のバクテリオファージを配合した画期的な化粧水で、肌荒れ防止を目的に開発された製品です。2025年の10月末から11月にかけて正式に発売される予定ですが、それに先駆け、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて先行販売が実施されます。

開発の背景

株式会社DR.Phageの代表であり開発者である北岡一樹医師は、長年医療現場で耐性菌の問題に悩まされてきました。2050年には耐性菌が人類最大の死因になるとの予測もある中、彼は新たな対策を模索し、バクテリオファージに着目しました。この研究を経て、肌の悪玉菌に特化したスキンケア製品の開発が実現しました。

バクテリオファージとは

バクテリオファージは自然界に存在するウイルスで、特定の細菌に対してのみ攻撃する特性を持っています。この特性により、善玉菌には影響を与えないため、肌への優しさが保たれます。最近では、化粧品や食品業界でもバクテリオファージを利用した製品が注目を集めています。

DR.Phageスキンケアローションの特長

1. 肌の悪玉菌にアプローチ: この化粧水は、特に悪玉菌である「黄色ブドウ球菌」にアプローチし、肌荒れを防ぎます。使用者からは、脱毛後や剃毛後の肌荒れに対する効果が好評を博しています。

2. 医療機関の信頼性: 研究機関と共同で開発されたこの商品は、徹底した品質管理のもとで製造されています。医学的なエビデンスに基づいた信頼できる製品です。

3. 自然由来で敏感肌にも配慮: 乾燥や敏感肌の方にも安心して利用できるように、成分には自然由来の素材を選んでおり、肌に優しいスキンケアを提供します。

使用シーンと効果

DR.Phageスキンケアローションは、年齢や性別を問わず、誰でも手軽に使用できるさっぱりとしたテクスチャーであるため、全身に気軽に使えます。特に、洗顔後や脱毛後のケアとして最適です。1プッシュ（約1ml）で、顔や全身の肌荒れを抑える効果が期待できます。

今後の展望

この製品の開発は始まりに過ぎません。北岡医師は、耐性菌問題を解決し、より安心な未来を築くために、さらなるバクテリオファージ製品の開発に意欲を燃やしています。すでにペットケアや性感染症対策のための研究も進められており、社会全体へのバクテリオファージの普及が目指されているのです。

私たちの肌や健康を守るために、新しい科学の力を取り入れた「DR.Phageスキンケアローション」。発売を楽しみにしながら、これからの進展に期待していきたいですね。