新潟の学生メニュー
2025-11-19 13:03:51

新潟県で学生考案メニューを商品化!国際調理製菓専門学校と漁業協同組合の連携

新潟の未来を支える学生たちの挑戦



2025年11月7日、国際調理製菓専門学校は新潟県漁業協同組合連合会と包括連携協定を締結しました。この協定は、学生たちの創造性を活かし、新潟の水産業を支える重要な一歩となります。

新潟県漁業協同組合連合会は、水産資源の回復や漁業人材の確保に取り組む団体で、過去4年間にわたり「お魚料理コンテスト」を通じて本校と協力してきました。業界のニーズを受け止め、今後は更なる連携を深めることで、学生たちが魚料理を学び、その魅力を広める支援を行っていきます。

初めての試み:学生メニューの商品化


新たな協力体制の初陣として、シェフ学科の学生たちが、黒鯛や石鯛、カレイを使用した料理を参加者に振る舞いました。特に黒鯛は、現在佐渡の加茂湖での養殖が問題視されており、この魚を活用することで市場の需要を高め、魚食の普及を図る狙いがあります。実際、審査員として参加したホテルイタリア軒の総料理長、関本拓夫氏が選んだ料理「黒鯛のコンフィ十五穀米のリゾット添え」は、2026年1月に同ホテルで販売されることが決まりました。これにより、学生が制作したメニューが実際に商品化される非常に貴重な経験となります。

魚食文化の普及を目指して


また、この日は神経〆講習会も開催され、魚の鮮度を保つ技術を学ぶことで、未来の料理人たちが高い技術を習得する機会となりました。本校の椎谷一幸学校長は、この連携が学生の授業内容を向上させ、彼らの成長に繋がることを期待しています。また、五十嵐英人専務理事は、魚食の普及を推進し、「魚ばなれ」を防ぐことが重要であると訴えています。

これからの連携の展望


新潟県漁業協同組合との連携を通じて、以下の観点を中心に社会連携事業を実施していく予定です:
1. 魚食文化の継承と普及
2. 魚に関する産業の振興
3. 教育・学術・研究活動の充実
4. 魚食文化普及のために必要な事業

このような取り組みによって、学生たちが将来のシェフとして成長し、新潟の魚を使った料理を提供することを期待しています。

本校の教育理念


国際調理製菓専門学校は、国家資格「調理師免許」を取得できる学科を含む10学科で構成されており、「実践教育」「食材教育」「国際教育」「人間性教育」の4つの柱で教育を推進しています。特に実践教育に力を入れているため、企業との連携を通じて技術力を高めるだけでなく、学生の人間性やコミュニケーション力の向上にも寄与しています。

公式情報

国際調理製菓専門学校の詳細は、以下のリンクから確認できます。

新潟でのこの取り組みは、学生たちが地域社会に貢献しながら成長する素晴らしい機会です。今後の展開に期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 新潟県 国際調理製菓 魚食文化

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。