美と歴史が交差する紀[KI]- SIÈCLEポップアップが青山に登場

紀[KI]- SIÈCLEポップアップイベントのご紹介

「紀[KI]- SIÈCLE」ポップアップが、青山のL'ECHOPPEにて開催されます。期間は5月30日から6月6日までで、今回は特に注目すべきイベントです。なぜなら、約100年前に織られた上布である苧麻（ちょま）の絣を、フランスのワークウェアの形に再構築した作品が並びます。

伝統と現代の融合

このポップアップで扱うアイテムはすべて一点もの。ディレクターの宇佐見さんは、パリを拠点に、世界各国の衣食住を見てきた豊富な経験を持つ方です。彼のセンスが生かされた作品は、フランスのヴィンテージをベースに設計されたコートやシャツを含んでいます。大正から昭和初期にかけての時代背景を感じることができるこれらの衣服は、一見の価値があります。

時代が移り変わり、社会が変化していく中で、服の美しさはどのように変わっていったのでしょうか。このイベントでは、素材としての歴史を重んじつつ、現代に生きる私たちの心を打つ美しさを追求しています。

MINIMALなデザイン

特に注目したいのは、「MINIMAL」と名づけられたアイテムです。これは、一本の着物を無駄なく使用し、シンプルかつ美しいデザインに仕上げたもの。長い時間を経た生地と型は、2025年を生きる私たちにも響くメッセージを発信しています。宇佐見さんが目指すのは、100年以上先も続く「美しさ」です。

特別なジェラートの提供

さらに、イベント期間中の5月30日と31日には、特別なジェラートも販売されます。編集者・細川紗良さんによるプロジェクト「gem」が手がける、まるで宝石のように素材を楽しむジェラートです。今回は、在来種のお茶を使った特製ジェラートが登場します。これは、紀[KI]- SIÈCLEのために特別に用意されたものなので、期待が高まります。