地域共助の挑戦
2025-09-15 10:31:49

兵庫の地域力を活かした新たな共助の試み、始動

兵庫の地域力を活かした新たな共助の試み、始動



超高齢化が進む日本において、地域の支え合いの重要性はますます増しています。そんな中、兵庫ヤクルト販売、MIKAWAYA21、CNCの3社による「地域お役立ちプロジェクト」が2025年9月1日に始動します。このプロジェクトは、地域に眠る資源や人の力をつなげ、新たな社会課題の解決を目指すものです。現代の高齢化社会において、各社の特性を活かして地域全体の活性化を図る試みが注目を集めています。

プロジェクトの概要



「地域お役立ちプロジェクト」は、兵庫ヤクルト、MIKAWAYA21、CNCが連携し、地域の人々が抱える課題に対し、具体的な解決策を提供することを目的としています。各社の強みを活かし、地域資源を結び付けることで、生活の質向上を目指します。

各社の役割



  • - 兵庫ヤクルト販売株式会社は、全国に約500名のヤクルトレディを抱え、定期訪問を通じてシニア層との接点を持っています。商品を届けるだけでなく、「まごころサポート」や「コミュニティナース」との連携を通じて、地域の声を拾い上げて新たなサービス提供に繋げています。

  • - MIKAWAYA21株式会社は、「すべてのシニアに良き隣人を」をスローガンに、全国240社で「まごころサポート」を展開しています。掃除、買い物、見守り、終活など、幅広いサポートを通じて、地域の生活支援を実現します。

  • - 株式会社CNCは「人とつながり、まちを元気にする」を理念に、コミュニティナースの普及に取り組んでいます。地域住民が共に支え合う仕組みを構築する役割を果たし、「自分らしさ」を大切にした地域づくりに貢献します。

期待される効果



この取り組みによって、ヤクルトレディはシニアの皆さんの日常生活をじっくり把握できる立場にあります。「電球を変えたいけれどできない」「庭の草刈りができない」という小さな困りごとを聞き取ることで、地域の安心・安全な暮らしを実現する支援が可能になります。MIKAWAYA21との協力により、生活支援サービスが即座に現場で実践され、問題解決へと導かれます。

さらに、2024年11月から開始されるCNCとの連携によって、地域の共助を再構築するモデルが広がり、孤独や孤立の予防にもつながります。これによって、小さな困りごとに到達し、さらには地域の夢を支え合う環境が整っていくことでしょう。

各社の代表コメント



兵庫ヤクルトの阿部社長は、「地域の皆さまに健康と笑顔を届けてきた70年の歩みの中で、個々の声に耳を傾けることが私たちの使命であると実感しています。今後は、地域と共に課題を乗り越えていく存在となり、地域社会が安心して暮らせる環境づくりに努めます」と語っています。

MIKAWAYA21の青木CEOも、「地域密着企業こそが高齢化問題の解決に取り組むべき。ヤクルトレディの皆様の視点と、私たちの『まごころサポート』を結びつけることで、地域に寄り添った解決策を迅速に講じることができる」と意欲を示しています。

CNCの矢田代表は、「地域にはまだまだ形になっていない力が眠っている。企業が連携することで、その力を引き出し、地域を豊かにしていく流れを生み出したい」と語ります。彼女はプロジェクトが地域全体の創造力や健康を育む新たな動きにつながると期待しています。

今後の計画



このプロジェクトは神戸市西区からスタートし、徐々に兵庫全体へと広がっていく予定です。9月1日からはオンラインでの鼎談も予定しており、これにより各社の思いやビジョンを広く届けていくことを目指しています。非日常から日常へ、地域にとって本当に必要な支え合いの仕組みが今、少しずつ形になっていくのです。

「地域お役立ちプロジェクト」を通じ、兵庫の3社が共に描く未来に、期待が膨らみます。


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