国連とファッションの未来
2025-01-30 11:48:56

ワールド・モード・ホールディングスが国連グローバル・コンパクトに参加しサステナビリティ向上へ

ワールド・モード・ホールディングスとサステナビリティの未来



2023年、ワールド・モード・ホールディングス株式会社が国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に署名し、参加企業として正式に登録されたことが発表されました。この決断は、ファッション業界の持続可能な未来を目指すための重要なステップとなります。

国連グローバル・コンパクトとは?


国連グローバル・コンパクトは、持続可能な世界を実現するために企業や団体が共に手を取り合う世界最大のイニシアチブです。ここでは、4つの分野—「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」—についての10の原則が設けられています。参加企業は、これらの原則を遵守することで、倫理的かつ持続可能なビジネスの実現に向けて努力することが求められています。

ワールド・モード・ホールディングスの取り組み


ファッション・ビューティー業界を専門に、多角的なグローバルビジネスを展開するワールド・モード・ホールディングス。企業は、業界全体の発展と健全な労働環境の確保に向けて積極的に活動しています。

サステナビリティ活動の体制


この会社では、2020年にサステナビリティ委員会を設置し、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを進めています。代表取締役の加福真介氏が委員長を務め、副委員長には人材育成に多くの実績を持つ堀井謙一郎氏が就任しています。

委員会は、社員全員が参加可能な企画や活動を通じて、環境問題や労働問題に取り組む姿勢を示しています。具体的には、社員が参加するサステナビリティウィークや人権週間などのイベントが開催されています。これにより、各社員が意識を高め、実際の行動につながることを目指しています。

マテリアリティの特定


企業は、事業活動を通じた社会への貢献を目指して、4つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。これにより、持続可能な社会を実現するために必須の価値提供を明確化し、その実現に向けた具体的な施策を実行しています。

労働環境と人権尊重の重要性


ファッション・ビューティー業界では、多くの人々が働いています。しかし、労働環境の改善や人権への意識向上は依然として大きな課題です。ワールド・モード・ホールディングスは、国連グローバル・コンパクトの10原則に基づく取り組みを通じて、こうした社会的責任に対して誠実に向き合っています。

有識者の参画


この企業では、業界のサステナビリティ課題に精通した専門家たちの意見も取り入れています。早稲田大学の山内秀樹氏やWWDJAPANサステナビリティ・ディレクターの向千鶴氏がその一例です。彼らの知識と経験は、より強力な議論と施策の展開に寄与することでしょう。

将来への展望


ワールド・モード・ホールディングスは、これからもファッション・ビューティー業界におけるサステナブルな革新を推進し続けます。国連グローバル・コンパクトへの参加は、その一環として、より持続可能な未来の実現を目指す道しるべとなるでしょう。

このような取り組みを通じて、企業としての社会的責任を果たし、持続可能な発展に貢献していく姿勢が期待されます。これからの業界の進展に目が離せません。


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