ポーラと東北大が共創
2025-02-03 11:51:19

ポーラ化成工業と東北大学、新たな研究所を設立し化粧品の未来を探る

ポーラ化成工業 × 東北大学、革新的な研究所誕生



この度、ポーラ化成工業株式会社と東北大学が共同で「境界の融和」共創研究所を設立しました。この研究所は、化粧品がヒトや外界との関係で引き起こすさまざまな相互作用を深く探求し、革新的な化粧品の開発へとつなげることを目的としています。

「境界の融和」の理念



ポーラ化成工業は化粧品の製剤や肌の研究に長けており、特に外界との相互関係に注目した研究を進めています。化粧品は肌と外界の境界で作用するため、その機能を高めるには「肌と製剤」や「製剤と外界」の境界で何が起こるかを把握することが重要です。そこで、ナノレベルでの相互作用を捉える技術が求められます。この研究所では、革新的な分析技術を用いて、これまでにない新たな研究を展開します。

設立の背景



新設された共創研究所は、東北大学青葉山キャンパス内に位置する国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)内に設置されました。SRISは、ナノテラスと呼ばれる3GeV高輝度放射光施設を備えており、これにより、化粧品製剤の研究を飛躍的に進展させることが期待されています。

共創研究所の活動は、「製剤と肌」の相互作用だけでなく、「製剤と環境」の関係にも焦点を当て、多角的にアプローチします。様々な研究機関との連携により、持続可能な価値を創出し、社会貢献を目指すことがこの研究所の方向性です。

研究の具体的な内容



本共創研究所では、肌に関連する生体試料と化粧品製剤の相互作用を評価し、可視化する技術を構築することが中心的な活動です。この技術によって、ミクロとマクロの構造を理解し、新たな高機能材料の設計を可能にします。材料設計における解像度が向上することで、機能性の向上及び環境負荷の低減を同時に達成できる可能性が秘められています。

運営体制と設立期間



この共創研究所は、ポーラ化成工業の特任教授 増田孝明氏が運営総括責任者を務め、東北大学からは教授の西堀麻衣子氏が運営支援責任者としてサポートします。設置場所は高輝度放射光施設内で、2025年2月1日から2028年3月31日までの期間で活動が行われる予定です。

期待される成果



関係者によると、この共創研究所での研究は、ナノレベルでの化粧品製剤の機能をより明確に見せる手段を提供し、消費者にその価値を伝えるうえでの重要なツールとなるでしょう。また、ポーラ化成工業と東北大学の連携が新たなイノベーションを生み出し、社会的課題の解決にも寄与することが期待されています。

このようにポーラ化成工業と東北大学の取り組みは、未来の化粧品開発にとって新たな扉を開くものとなりそうです。今後、多様な研究成果により、製品そのものだけでなく、環境への影響低減にも力を入れた製品が登場することに期待が寄せられています。


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