滋賀県から生まれる新たな宝物を発掘する「滋賀県の宝物グランプリ2025-2026」とは

滋賀県の宝物グランプリとは？

滋賀県商工会連合会が主催する「滋賀県の宝物グランプリ2025-2026」が、12月4日（木）に近江八幡市のホテルニューオウミで開催されます。このイベントは、滋賀県の隠れた特産品や優れた商品を発掘し、異業種の連携を通じてその魅力を広めるためのもの。地方の商品の認知度向上を目指す「にっぽんの宝物プロジェクト」がその背景にあります。

歴史あるグランプリ

このグランプリは、今回で6回目を迎えます。過去の大会を通じて多くの企業が集まり、独自の商品をブラッシュアップし、新たなコラボレーションを生み出してきました。2025年に向けて、特に注目されるのは、事前に行われた「滋賀県の宝物セミナー」です。8月から始まったセミナーでは、参加者が自社の強みを活かし、異業種との交流を通じて新しいアイディアを生み出しています。

セミナーの成果

このセミナーでは、具体的なテーマに基づいて、商品の販売戦略やコラボレーションの可能性について深く掘り下げられました。参加者は、実践的な知識を持ち帰り、各自の商品をより魅力的にするための多角的なアプローチを模索しています。

グランプリの詳細

「滋賀県の宝物グランプリ2025-2026」では、5つの事業者が自社の商品をプレゼンテーションします。出場企業には、有限会社ヴァンテック（栗東市）、楽入陶房壺中庵（甲賀市）、共栄精密株式会社（東近江市）、湖香六根（東近江市）、及びHahanisou.（長浜市）が名を連ねています。審査は、業界の専門家や有名企業の代表が担当し、受賞者は2026年2月に東京で行われる全国大会「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2025-2026」への出場権が与えられます。

これからの展望

「にっぽんの宝物プロジェクト」は、日本各地の地域資源を最大限に活かし、地方経済の活性化を目指しています。また、成功した事業者は、ECサイトや店舗での販売を通じて、自身のブランドを確立し、売上を大幅に伸ばすことができる可能性があります。地域のユニークな商品が、広く一般に知られるきっかけとなることを期待しています。