恋愛満足度最下位
2025-02-13 11:10:45

恋愛満足度、3年連続最下位の日本人。愛の現実とは?

日本人の恋愛満足度、3年連続最下位



世界的に見た恋愛に対する満足度についての調査結果が発表されました。イプソス株式会社が実施した「恋愛満足度調査2025年版」によると、日本人は「恋愛や性生活」、「愛されていると感じること」に関して、海外30カ国中ダントツの最下位という結果が出ました。これまで3年連続で続いているこの状況は、一体何を意味するのでしょうか。

調査の背景と結果



今回の調査は、日本を含めた30カ国、合計23,765人を対象に行われました。各国の人々が恋愛に対してどのように感じているのか、その意識と行動の変化を観察することを目的としています。その調査の結果、日本人が特に低い満足度を示している項目は「恋愛や性生活」と「愛されている感」であり、他国と比較しても明らかに満ち足りていない状態が浮かび上がりました。

さらに、調査対象国の中で「パートナーや配偶者との関係」においても、日本は29カ国中27位と低い位置に留まっています。つまり、恋愛そのものの満足度だけでなく、形として存在する関係性においても満足度が低いことが明らかになったのです。

男女別・世代別の違い



調査結果からは、日本人の男女別での満足度の違いも確認されました。特に「恋愛や性生活」と「愛されていると感じること」に関しては、女性の方が比較的高い満足度を示しています。一方、「パートナーや配偶者との関係」に関しては、男女に大きな差は見られませんでした。

また、世代別に見ると「パートナーや配偶者との関係」の満足度は、ほぼ全ての世代で同じ水準を保っています。このことから、恋愛に対する基本的な考え方が、日本文化の中で浸透しているのかもしれません。

世帯収入と満足度の関連性



興味深いことに、満足度は世帯収入によっても影響を受けることが分かりました。高所得者ほど、いずれの項目においても満足度が高い傾向が見られ、これは世界の平均でも同様の結果が得られています。つまり、経済的な余裕が恋愛に対する満足度に影響を及ぼしている可能性があるのです。

人々の声



調査の結果を受け、様々な意見も寄せられています。「夫婦になっても毎日感謝の気持ちを伝えるよう心掛けている」という40代女性の声や、「恋愛をすることで不安になることが多く、あまり干渉しないようにしている」という30代男性の意見など、それぞれが自身の立場から感じる恋愛の現実が反映されています。さらに、「恋愛はしていないが、推し活にハマって疑似恋愛を楽しんでいる」という20代女性の声は、現代の恋愛観を象徴しています。

代表取締役の見解



イプソスの内田俊一代表取締役は、「日本は恋愛や性生活、愛されていると感じることにおいて、3年連続で最下位になりましたが、パートナーや配偶者との関係に関しては、比較的高い満足度を持っています。世代や性別による差もないため、日本特有の文化が影響している可能性があります」と指摘しています。

まとめ



恋愛に関する日本人の満足度の低さは、個々の地域や文化に影響を受けているとはいえ、見過ごせない現実なのかもしれません。今後の恋愛に対する意識がどう変わっていくのか、引き続き注目する必要があります。これまでの恋愛の形を見直し、より満足度の高い恋愛関係を築くための努力が求められます。調査結果をもとに、私たちの恋愛観について改めて考え直してみることが重要です。


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