ケロッグが打ち出す「Better Days Promise™」の全貌
日本ケロッグ合同会社は、毎日欠かさず食卓に並ぶシリアルで知られるブランドです。そのケロッグが展開する社会貢献プログラム「Better Days Promise™」では、食糧支援や地域の活動に力を入れています。2025年度には、全国のフードバンクや子ども食堂、小学校などに対して約33万食分のシリアルを無償で提供するなど、その活動はますます広がりを見せています。また、これまでの累計寄贈数は494万食を超え、10年以上にわたり多くの人々の「食」を支えています。
「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」の拡大
「Better Days Promise™」の一環として、特に注目されているのが「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」です。このプロジェクトでは、子どもたちの朝食の欠食問題に対応し、食育活動を推進しています。2022年の設立以来、全国各地で活動を進めており、滋賀県をはじめとする各地で連携団体を増やしながら、さらなる展開を目指しています。イニシアチブとして、定期的にシリアルを寄贈し、子どもたちが自分たちで準備できるよう、シリアルディスペンサーの設置なども行っています。
患者を支える「スペシャル応援パック」
さらにケロッグは、JCHO群馬中央病院と連携し、入院中の子どもたちとそのご家族を支援する「スペシャル応援パック」を贈呈しました。このパックには、シリアルだけでなく、お絵かきノートや色鉛筆が含まれ、心温まるメッセージも添えられています。入院生活で疲れがちなお子さんたちや、そのご家族に少しでも元気を届けたいという思いが込められています。この取り組みは、家族が持つ食に関する悩みを解決するための大切な一歩でもあります。
社員ボランティアや地域活動
ケロッグは、社員のボランティア活動も奨励しています。この活動には、多くの社員が参加しており、延べ258名が様々なボランティアプロジェクトに従事しています。具体的な企画として、シリアルのパッキングや地域の子ども食堂のサポートなどがあり、地域貢献を意識した活動が展開されています。
女性のエンパワーメントに向けた取り組み
「Better Days Promise™」では、女性のエンパワーメントにも積極的に取り組んでいます。「WOK(Women Of Kellogg)」という活動を通じ、国際女性デーや各種啓発イベントを通じて、社員同士の意識改革を促進。特に、男性育業を推進するオンラインセミナーでは、社外との連携を強化しています。このような取り組みが評価され、ケロッグは「えるぼし認定」を取得するなど、女性活躍の場を広げています。
社会インパクトへの貢献と未来へのビジョン
さらに、ケロッグは「社会インパクトリーダー賞」のサステナビリティ部門で大賞を受賞しました。これは「Better Days Promise™」が、実質的かつ持続可能な形で社会に貢献している証ともいえます。今後も、日本ケロッグは新しい課題に挑戦し、多くの人々のウェルビーイングの向上を目指して活動を継続していくことでしょう。
まとめ
ケロッグの「Better Days Promise™」は、単なる食糧支援にとどまらず、地域との連携や教育活動、女性の活躍推進といった多角的な取り組みを展開しています。社会課題に寄与し続けるその姿勢は、未来の社会をより良くするための重要な一歩となるでしょう。ケロッグはこの「より良い日々」を、全ての人に届けるために、一層の努力を重ねていくのです。