人気YouTuberはいじぃ初のエッセイ本『明るく生きているつもり』が発売

人気YouTuberはいじぃ、初のエッセイ本を発表

テレビだけでなく、YouTubeの世界でも存在感を増しているはいじぃさんが、初のエッセイ本『明るく生きているつもり』を2025年7月16日に刊行しました。この本は、彼が自らの人生や思いを綴ったパーソナルな一冊として、多くのファンの注目を集めています。

YouTube登録者114万人を誇る芸人

はいじぃさんは、13年前にYouTubeチャンネル「はいじぃ迷作劇場」を開設し、そこで日々大食いや食レポなどの動画をアップし続けています。おかげで、今やチャンネル登録者は114万人に達し、多くの人々に笑いを提供しています。彼の独自の視点に基づくトークは、見る者をクスっと笑わせる魅力があります。

しかし、本書はただのYouTubeまとめや食レポ本ではありません。はいじぃさんが子どもの頃から現在にかけての心の旅路を深く掘り下げたエッセイです。彼はこの本を通じて、人生の様々な出来事に対する自分の思いを明らかにし、また同世代の人々と分かち合うことを目指しています。

アラフィフの心境を綴る

アラフィフを迎えたはいじぃさんは、かつての自己顕示欲が次第に薄れてきたと語っています。「自分は何者でも良い、みんなの生活の脇役になりたい」という言葉には、多くの人が共感できることでしょう。このような心境は、同年代だけでなく、若い世代にも響くメッセージが含まれています。

若い頃に熱い情熱を注いでいたお笑いへの思い、そして将来に向けた新しい挑戦への姿勢は、現代の若者たちにも新たなインスピレーションを与えることでしょう。彼自身が自分らしく生きるコツを探求してきた結果が、この一冊に詰まっています。

目次と内容紹介

書籍は全256ページで構成されており、以下の章立てが用意されています：

- 1章：幼少期〜オーディションに受かるまで

ここでは彼の子ども時代や、NSC入学試験のエピソードなどが振り返られています。

- 2章：新人時代

お笑いの世界でのデビューや、相方との出会い、さらにはYouTubeに動画をアップし始める前のことが語られています。

- 3章：40代になって

40代の生活や、仕事の選び方、病気と向き合うことについての思索が深く掘り下げられています。

他のアーティストとの共鳴

著者のはいじぃさんは、「吉本興業」の一員として27年のキャリアを持つピン芸人です。多くのスタープレイヤーたちの背後には、彼のような地道な努力をした人間のストーリーが隠れていることを、この本で伝えたいと考えています。

「明るく生きているつもり」は、空虚さを感じる現代社会の中で、自分を見失わずに生きるためのヒントが詰まった一冊。これからの人生をより充実させたいと考えている人にとって、強いメッセージを持っていることでしょう。