Japan Olive Oil Prize 2025:世界のオリーブオイルが集結
2025年6月13日、東京の表参道ではJapan Olive Oil Prize(JOOP)2025の表彰式が開催されました。このイベントでは、世界28カ国から578ブランドのエキストラバージンオリーブオイルが一堂に集まりました。厳しいブラインドテイスティングにより選ばれた受賞作品の数々は、多様性と品質の高さを証明しています。今回は、その中でも特に注目すべき受賞作品をいくつかご紹介いたします。
Best of JOOP2025
- - LECCIO DEL CORNO – TREBBIO(イタリア)
TREBBIO公式サイト
「トレッビオ」はフィレンツェ近郊の美しいトスカーナ地方で、歴史的な農園を基にした家族のプロジェクトです。ここでは、厳格なバイオダイナミック農法に従って栽培された15種類のトスカーナ品種のオリーブから生まれた、ユニークで優れたエキストラバージンオリーブオイルが作られています。特に、「LECCIO DEL CORNO」はその優れた品質が評価され、最高賞を受賞しました。
Best of Flavored
- - Agrumato-Method Calabrian Chili Olive Oil(アメリカ)
Corto Olive Co.公式サイト
コルト社が手がけるこのオリーブオイルは、カリフォルニアで栽培されたオリーブと、カラブリア産の唐辛子をアグルマート製法で共同抽出したものです。料理に合うフルボディの味わいが特長で、辛味を加えたい料理に最適です。
Best of Polyphenol
- - HYPERELON ULTRA GOLD(ギリシャ)
HYPERELEON公式サイト
ギリシャのオリンピア近くの特選のオリーブが使用されており、92の国際的な賞を取得しているこのオリーブオイルは、自然の恵みいっぱいの力強いフレーバーを放つ、健康にも良い一品です。
その他の受賞作品からの注目ブランド
イベントでは、特に注目すべき受賞ブランドも多く存在しました。アルゼンチンの
Siriano Gourmet、ブラジルの
Estância das Oliveiras、さらにはクロアチアの
Premiums、レシピに幅広く使えるエキストラバージンオリーブオイルが評価されています。
また、ギリシャの
Terra Creta Organic EVOOや、ポルトガルの
Casa de Santo Amaroなども高評価を受けており、各国のオリーブオイルの多様性を感じることができました。
次回のイベントにも期待が高まる
Japan Olive Oil Prizeは、今後もオリーブオイルのさらなる品質向上と多様性を目指し、世界中から厳選されたオリーブオイルを集めていくことでしょう。次回の開催にも期待が寄せられています。
公式HPでは最新情報を随時更新しているので、ぜひチェックしてみてください!
今後のオリーブオイルシーンの発展に、私たちも目を向けていきましょう。