朱肉から創造された新たな香りの世界:EDIT(h)の魅力
概要
日本でのフレグランス市場は、長い間“香水砂漠”と称されることもありました。しかし、そんな状況を打破すべく立ち上がったのが、老舗朱肉ブランド『日光印』が展開するフレグランスブランド『EDIT(h)』です。
12月12日(金)より、EDIT(h)は日本初のニッチフレグランス専門店『NOSE SHOP』で新たな香り6種の取り扱いを開始します。これらの香りは、捺印と香りの深い親和性に根ざし、印章文化の持つ独自性を表現したハイフレグランスです。
トラディショナルとモダンの融合
EDIT(h)は、1905年に創業された老舗朱肉ブランドの6代目、葛和建太郎氏が2018年に設立したブランドです。彼は元々音楽ディレクターという異色の経歴を持ちながら、朱肉に込められた伝統技術や香りを新たな形で再構築しました。
同ブランドのコンセプトの一つは、「捺印と香りの親和性」です。日本人にとって、判子はアイデンティティの象徴であり、また欧米人にとっては香りが同様の役割を果たします。この文化の共通点を見出したEDIT(h)は、国際的な基準で優れたフレグランスを生み出すことを目指しています。
香りのラインナップ
新しく登場するEDIT(h)のラインアップは、全6種のオードパルファムです。それぞれの香水は、日本料理の“引き算の原理”に基づき、不要な素材を削ぎ落とし、質の高い香りを生み出すプロセスにて製作されています。日光印の朱肉に使用されてきた秘伝のアジア由来の香料も共通して使用されています。
1.
ジャルダントーキョー:
グリーンなトップノートにフローラルが重なり、東京の幻の庭園を思わせる深みを表現・価格: 22,000円(税込)
2.
アールグレイ:
シトラスから紅茶へと変化する香り。軽やかさとファッション性を併せ持つ・価格: 22,000円(税込)
3.
ローズモヒート:
モヒートの爽やかさとフローラルの妖艶さを併せ持つジェンダーレスなフレグランス・価格: 22,000円(税込)
4.
カクテルレーン:
スパークリングなカクテルアコードとキューカンバーの香りが交わる、官能的な一杯・価格: 22,000円(税込)
5.
スーチョンジャーニー:
時代を越えた香りの旅を感じさせる、スモーキーな紅茶の香り・価格: 22,000円(税込)
6.
メタリックキス:
冷たい唇が秘めた情熱を表現する、鋭いアルデヒドの香り・価格: 22,000円(税込)
手仕事のエッセンス
EDIT(h)では、製品開発においてハンドメイドと伝統技術を重視しつつ、工業製品の利点も取り入れています。手元にある香水は、あなた専用のものであるという信念から、一つひとつ異なる製法で生み出されています。
ボトルやキャップはすべて職人の手でつくられ、研磨によるヘアライン模様が浮かび上がる独自のデザインが施されています。このようにして、EDIT(h)は「すべて異なる美」を持ったプロダクトを提供し続けています。
EDIT(h)の未来へ
これらの香りが発売されることによって、EDIT(h)は日本の美学を再確認させ、新たな香りの革命をもたらすことでしょう。特に香水市場において、自分自身を彩る一滴を探している方にとって、これらの香りは新たなアイデンティティを形作る手助けとなるはずです。
ぜひ、NOSE SHOPで体験してみてください。あなたの記憶に新たな印を与えてくれる香りとなることでしょう。