ReU株式会社がCosmoprof Asiaに初出展し世界に挑む

ReU株式会社がCosmoprof Asiaに初出展し世界へ挑戦

2025年11月12日から14日まで香港で行われた「Cosmoprof Asia」において、ReU株式会社が初めて出展しました。この展示会はアジア最大級のB2B専門見本市として、化粧品や美容関連製品に特化したイベントです。今回のイベントには、134の国・地域から64,761名という大勢の来場者が集まり、多くの企業との商談の機会が生まれました。

美容企業の注目を浴びる

ReUは、特に中国・香港を中心に、ASEAN地域、欧州、北米、オセアニアなど約20カ国の企業と商談を行いました。この中でも、ヒト由来幹細胞培養上清液やReUのスキンケア製品に対しては非常に高い関心が寄せられ、多くの反響を得ました。これに対応すべく、ReUは2026年4月以降に行う香港や中国でのオンライン及びオフライン販売を視野に、国外展開に向けた第一歩を踏み出しています。

独自性と品質管理が評価される

Cosmoprof Asiaの期間中、ReUのスキンケア商品の中核をなす「ReU培養上清液™」の独自の特徴、すなわち「ヒト由来」や「乳歯由来」という点に、多くの美容企業やバイヤーから驚きと関心が集まりました。特に、冷凍配送による温度管理が評価され、高い品質への期待感を高めています。ヒト由来成分は、中国や韓国では一定の認知が進んでいますが、香港、ASEAN、欧州では地域ごとに理解が異なることも見えてきました。

Cosmoprof AsiaでのReUブースの様子

注目アイテム「Booster Serum 25」

展示会では、主力アイテムの「Booster Serum 25」が特に多くのバイヤーに興味を持たれました。ReU培養液™そのものに対する関心も予想以上のもので、いくつかの企業からの具体的な問い合わせも寄せられました。このことから、製品のみにとどまらず、素材そのものへの評価の高さも伺えます。

さらには、部分美容液「Spikine 80」が高配合のReU培養液™を使用している点や、そのユニークなニードルテクスチャーでも評価を得ており、新しい使い心地に驚く声が続出しています。

ビジネス展開の可能性

展示会後も、当社製品に興味を持つ企業との具体的なビジネス化に向けた協議が進められています。今後の展開としては、2026年の春ごろには香港の小売店や美容クリニック、エステサロンでの販売を予定しており、自社オンライン販売も同年4月に開始を目指しています。更には、香港をアジア展開の中心とし、中国やASEAN、中東市場に順次拡大していく見込みです。

直面する課題、そして解決策

ReUは、国によるヒト由来成分の規制や冷凍物流に関するコストなど、いくつかの課題の解決に向けて取り組んでいます。まず第一に、ヒト由来成分の使用に関する法規制や文化的理解を深めること、次に、香港に信頼の置ける物流パートナーの確保や、常温で品質保持が可能な商品開発に向けた研究を行っていきます。

新たな挑戦とビジョン

この展示会の成功は、ReUが掲げる「幹細胞培養上清液を、世界の日常へ」というビジョンに向けた重要な第一歩となりました。数多くの反響を受け、ReU培養上清液™がグローバル市場での可能性を持っていることを改めて実感しました。今後も、再生美容という領域を切り拓き、世界中の人々の生活に寄り添うブランドとして挑戦を続けていく考えです。