再エネ100%達成へ
2025-11-27 11:06:27

三菱食品、非化石証書導入で実質再エネ100%達成を目指す

三菱食品株式会社は、Carbon EX株式会社と協力し、非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー100%の実現に向けた取り組みを本格化させます。この新たな取り組みは、全国約400の事業所で消費される電力を実質的に再エネ化し、2030年のCO2排出量削減に寄与することを目指しています。

非化石証書とは


非化石証書は、CO2を排出せずに発電された電気の環境価値を証書として取引できる制度です。これにより、実質再エネ100%を実現するための環境価値が付加されます。三菱食品では、この制度を活用することで、さらなる再エネ化を進める計画です。

取り組みの背景


三菱食品は、国内外で加工食品や低温食品、酒類、菓子の卸売事業を展開し、全国的な物流ネットワークを築いています。その中で、安定した供給や食品廃棄の削減に貢献することは企業の社会的責任として非常に重要です。

しかし、全国の物流センターにおけるエネルギー使用量の大部分が電力に依存している点が課題でした。特に約4割を占める賃借拠点では再エネ化が難しく、強力な対策が求められていました。そこで、三菱食品はCarbon EXの専門知識と市場理解を借りて、非化石証書による再エネ化手法を選択しました。

今後の展望とグリーンな未来


今後、三菱食品は非化石証書の導入を単なる削減施策として捉えるのではなく、新たな再エネ創出への投資と位置付けています。省エネと創エネの二本柱で持続可能な削減体制を築き、全体的な脱炭素を推進する方針です。

食業界に長年貢献してきた三菱食品は、Carbon EXとの協力を通じ、脱炭素の流れを業界全体に広げ、次世代に持続可能な食のインフラを引き継ぐことを目指しています。

企業情報


  • - Carbon EX株式会社
代表者:西和田 浩平、竹田 峻輔
所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
事業内容:カーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」の運営
公式HP:https://carbonex.co.jp
  • - 三菱食品株式会社
代表者:京谷 裕
所在地:東京都文京区小石川一丁目1番1号
事業内容:国内外の加工食品、低温食品、酒類及び菓子の卸売と物流事業
公式HP:https://www.mitsubishi-shokuhin.com/

この新たな取り組みにより、私たちの食と環境への未来はより明るく、持続可能なものになることを期待しています。


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