音楽とダンスの魅力
2025-07-30 14:47:17

DJ KOO先生が語る音楽の魅力とダンスミュージックの歴史とは

DJ KOO先生が語るダンスミュージックの歴史



7月3日、大阪芸術大学の14号館ホールで特別講義が開催され、演奏学科ポピュラー音楽コースの客員教授であるDJ KOO先生が登場しました。講義のテーマは「DJ活動45周年スペシャル!!〜DJによるダンスミュージックの軌跡をたどる〜」。その内容は、DJ KOO自身の経歴を交えたダンスミュージックの歴史に焦点を当てたものでした。特別ゲストとしてスクラッチの世界大会を制したDJ HANGERさんも登壇し、学生たちにリアルなDJプレイを披露。

講義が始まると、DJ KOO先生は「みんなで一緒に楽しく学びたい」と学生たちに声をかけ、早速DJブースに立ってEDM系のダンスミュージックを流しました。学生たちはそのリズムに合わせて手を挙げ、会場は一気に盛り上がります。先生は、音楽の楽しさとともに、講義に臨む気持ちを高めることの大切さを語りました。彼は「楽しんでいこう」と宣言し、講義は始まりました。

ダンスミュージックのルーツとDJの楽しさ



DJ KOO先生は、講義の中で自身のDJ活動の始まりについて振り返りました。高校時代に初めてディスコでDJを見たときの興奮、1980年代のダンスミュージックシーン、そして「キャンディ・ポップ」が流行した日本の音楽文化について語りました。当時の東京のディスコシーンについても触れ、新宿と六本木でのDJスタイルの違いに言及しました。「新宿ではおしゃべりを織り交ぜながらDJをしていましたが、六本木は曲を美しく繋ぐのが特徴です」と話すDJ KOO先生。

DJ KOO先生はサンプラーを使い世界的なヒット曲をアレンジしながら、曲同士を繋ぎます。また、彼のDJスタイルは全体を通して常に楽曲が流れる形で進むことで、学生たちに臨場感を与えました。YMOやアース・ウィンド・アンド・ファイアーの楽曲を実際に聴きながら、彼らがどのようにダンスミュージックに貢献したかを説明。これにより、学生たちはより深い理解を得ることができました。

ゲスト講師とのセッション



講義の中盤には、DJ HANGERさんが登場します。DJ KOO先生は「スクラッチ技術はDJの可能性を広げる」と語り、HANGERさんによる迫力のあるスクラッチを学生たちに披露しました。HANGERさんは、ターンテーブルでの華麗な動きと、素早いフェーダー操作を駆使し、学生たちに目の前でスクラッチの魅力を体感させました。学生たちは彼のプレイに大興奮していました。

DJ KOO先生は、「この刺激が大事なんですよ」と笑顔で見守り、HANGERさんのパフォーマンスを絶賛。HANGERさんは、15歳からスクラッチを始め、練習に明け暮れた日々を回想。「毎日10時間以上も練習していました」と語り、これからDJを目指す学生たちにとっては素晴らしいロールモデルとなりました。

クライマックスのセッション



特別講義の最後には、DJ KOO先生とDJ HANGERさんによる特別なDJセッションが行われました。最新のトレンド曲が流れる中、DJ KOO先生はラップパートも披露し、会場は大いに盛り上がりました。学生たちは思わず振付をするなど、まるでコンサートのような熱気に包まれました。最後にDJ KOO先生が「音楽を信じて、毎日の練習を続けてください」とエールを送り、学生たちはその言葉に心を動かされ、拍手が巻き起こりました。

この特別講義は、ダンスミュージックの歴史とDJ活動の楽しさを深く学ぶ素晴らしい機会となりました。DJ KOO先生の情熱とHANGERさんの技術、そして学生たちのエネルギーが一体となり、学びだけでなく新たな創造性の源となることでしょう。音楽を愛する気持ちをぜひ大切にしてほしいと心から願います。


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