DJ KOO先生は、講義の中で自身のDJ活動の始まりについて振り返りました。高校時代に初めてディスコでDJを見たときの興奮、1980年代のダンスミュージックシーン、そして「キャンディ・ポップ」が流行した日本の音楽文化について語りました。当時の東京のディスコシーンについても触れ、新宿と六本木でのDJスタイルの違いに言及しました。「新宿ではおしゃべりを織り交ぜながらDJをしていましたが、六本木は曲を美しく繋ぐのが特徴です」と話すDJ KOO先生。
DJ KOO先生はサンプラーを使い世界的なヒット曲をアレンジしながら、曲同士を繋ぎます。また、彼のDJスタイルは全体を通して常に楽曲が流れる形で進むことで、学生たちに臨場感を与えました。YMOやアース・ウィンド・アンド・ファイアーの楽曲を実際に聴きながら、彼らがどのようにダンスミュージックに貢献したかを説明。これにより、学生たちはより深い理解を得ることができました。