愛知医科大学病院の新しい看護部ユニフォーム
愛知医科大学病院の看護部が、2年の準備を経て新たに導入したユニフォームは、医療現場のニーズをしっかりと反映したものです。このユニフォームは、メディカルアパレルブランド「クラシコ」が設計したもので、近年の医療現場に求められる機能性とデザイン性を兼ね備えています。
進化するユニフォーム選定の背景
ユニフォームの選定プロセスは、看護職員へのアンケートに始まりました。彼らが「自分たちの着るものは自分たちで選びたい」との思いを持っていたことが、従来の一方通行な決定方式からの脱却を促しました。この流れを受けて、看護部では「美しく・優しく・元気に」という3つのキーワードをもとに、新たなユニフォームを選ぶことになったのです。
アンケートからは、「患者さんに優しいユニフォームが欲しい」「看護師だと一目で分かるデザインが必要」という要望が次々と寄せられました。これに基づき、病院の中でも一目で看護師が分かるユニフォームを目指して、選定が行われたのです。
競争の中で選ばれたデザイン
最終的に、1000人以上の看護職員による人気投票を経て、クラシコのユニフォームが選ばれることになりました。この選考過程では、複数のメーカーから候補が挙げられ、さまざまなデザインが比較されたそうです。
特に求められたのが、ユニフォームに刺繍された病院のロゴでした。これにより、どの職種が看護師かを患者さんがすぐに認識できるようにしたいとの要望が強かったようです。このようなロゴの使用は、患者さんと看護師の間のコミュニケーションを助ける重要な要素となりました。
ユニフォーム導入後の反響
新しいユニフォームが導入されてから、病院内の反応は非常に好評です。患者さんからは「明るくなった」「素敵なユニフォームですね」といった声が寄せられ、全体として明るい印象が広がったという報告がありました。実際に、以前のユニフォームに比べて、華やかなデザインにより病棟全体が生き生きとした雰囲気に変わったとのことです。
また、就職フォーラムにおいては新しいユニフォームへの関心が高まり、学生たちが採用活動に参加する際の良い影響になっているといった声も聞かれています。
看護部長の思い
愛知医科大学病院の看護部長である井上里恵さんは、「ユニフォームを着る看護師が美しく凛とした姿を保つことはとても重要です」と語っています。クラシコのユニフォームはシルエットが美しく、職員たちが誇りを持って着ることができるものになったと自負しています。
井上さんはさらに、「このユニフォームは決して安くはないが、私たちが求めるクオリティを実現するために、一部を予算から補填する決断をしました。この導入を通じて、看護部として妥協できるところと、譲れないところをしっかり見極めています」と述べています。
今後の展望
愛知医科大学病院は、今後も看護部の質の向上に努めていく所存です。ユニフォームは単なる服装ではなく、患者さんとの信頼関係を構築するための重要な要素であり、医療従事者に寄り添った製品を今後も提案していきます。
私たちクラシコも、医療現場の声を大切にしながら、さらなる商品開発に取り組んでいく意向です。これは、医療の持続可能性に向けた努力の一環でもあり、医療従事者が誇りを持って仕事に臨める環境を築く手助けをしていく所存です。