感動のハーモニーが響く！『Play a Life』10周年記念公演がいよいよ始動

ミュージカル『Play a Life』の10周年記念公演が2025年5月に開催されるにあたり、稽古場の様子が取材され、出演者たちがその思いを語りました。まず、夫役を演じる矢崎広さんは、稽古が進む中で自身やチーム全体がまだまだ成長する余地があることを感じており、開幕に向けて一層の進化を楽しみにしていると語りました。特に観客との相乗効果を大切にし、丁寧に稽古を重ねている姿勢が印象的です。

意外にも、上田一豪演出によるミュージカル作品に取り組むのは初めてだと語る矢崎さん。その機会を大変光栄に思い、特別な公演に対する意気込みも感じられました。妻役の妃海風さんは、過去に劇団TipTapの作品に出演経験があり、本作の魅力について語っています。「寂しい内容ではあるけれど、演じていると徐々に心が温かくなるのを感じる」と、温かい感情に包まれるこの作品の特徴を伝えていました。そして、実習生役の黒川桃花さんは、10年間の歴史が詰まった小道具や音楽からも、その温かさを実感しているとコメント。二人の先輩と一緒に学びながら、自身の演技を磨いているようです。

音楽監督の小澤時史さんは、今回の公演に向けて初演と同じように自分たちの色を出すことの重要性を強調します。「新たなメッセージが受け取れる作品」だと語り、観客に感動を伝えられるよう努力する意気込みを示しました。

さらに、上田演出家は、キャストが変わることで作品の印象がガラリと変わることを説明し、新しい空気感の中で10年の思いを詰め込んだ公演になると自信満々に語りました。観客にぜひとも一度観て楽しんでもらいたいと、開放的な気持ちで公演を迎える姿勢を示しています。

今回の取材では、オープニングナンバー「今を生きる」と「the Movie Study」の一部を披露しました。特に「今を生きる」では、矢崎さん、妃海さん、黒川さんの三人のハーモニーが会場を包み込み、物語に対する期待感を一層高めました。「the Movie Study」もリズミカルで楽しいスタイルで、矢崎さんのパフォーマンスに観客は圧倒されました。この公演ではどんな歌声とストーリーが展開されるのか、ワクワクしながら開幕を楽しみにしたいところです。

次回公演についての詳細では、5月16日と17日には初演キャスト特別公演、18日と19日には10周年記念特別コンサート、さらに21日から23日には10周年記念キャスト公演が予定されています。各公演の詳細やチケット情報は公式ウェブサイトをチェックして、ぜひともこの舞台の魅力を体感してほしいと思います。