AGF鈴鹿と鈴鹿市が協定を締結
2025年3月18日、AGF鈴鹿株式会社と三重県鈴鹿市が地域社会への貢献を目指して「大規模災害時における電力・飲料水等の提供に関する協定」を締結しました。この協定は、地元企業としての責任のもと、災害時における地域住民の支援を目的としています。
協定の概要
この協定の内容は、災害発生時に鈴鹿市からの要請があった場合、AGF鈴鹿で生成される太陽光発電の電力や、設置された飲料水提供設備から得られる水を無償で提供することです。この取り組みにより、地域住民の生活を支えるためのインフラが整います。協定の有効期限は2025年から2026年までですが、更新すればさらに長期にわたって地域貢献が実施されることになります。
AGF鈴鹿の新たな取り組み
AGF鈴鹿では、新たに太陽光発電設備や蓄電池として使用するEV車、さらには飲料水提供設備が導入されました。これにより、地域住民への無償サービスが充実し、大規模災害時に頼りにされる拠点としての役割を担うことを目指しています。特に、災害時においては、太陽光発電で生成された電力を活用した携帯電話充電ロッカーを開放し、一度に約50名分の携帯電話を充電できるスペースも提供します。
一方で、飲料水は事業所内に整備された2か所の水汲み場から供給され、地域住民の安心をサポートします。これにより、AGF鈴鹿は地域防災の強化に寄与する可能性を秘めています。
2050年カーボンニュートラル宣言
鈴鹿市は2050年までに脱炭素社会を実現することを目指し、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル」宣言を行っています。この目標に向け、2022年には「ゼロカーボンシティ」を表明し、2030年までに温室効果ガスの排出量を50%削減するための取り組みを進めています。
AGF鈴鹿もこの動きに賛同し、「AGF®ブレンディ®の森」の活動を通じて地域住民とのつながりを強化し、自然環境の保護と持続可能な開発を促進しています。これにより、長期にわたって地域との信頼関係を築いていくことを目指しています。
地域に根ざした活動
AGF鈴鹿は生産関係会社として2006年に設立され、主に「ブレンディ®」や「ちょっと贅沢な珈琲店®」の製品を生産しています。地域の学校への出張授業や美味しいコーヒーの淹れ方を学べる出張コーヒー教室を通じて、地域に根ざした活動を積極的に展開しています。このような社会貢献活動を通じて、AGF鈴鹿は地域活性化の一翼を担い、信頼される企業として成長していくことを目指しています。
まとめ
AGF鈴鹿と鈴鹿市の協力は、地域の安全と発展に寄与し、災害時の頼れる存在となることを目的としています。このような取り組みがより多くの地域へ広がることで、住民の安全や幸福を支える基盤が強化されることを期待しています。地域との連携を大切にしながら、新たな時代に向けて歩んでいくAGF鈴鹿の姿勢に、今後も注目が集まります。