新たな解釈が息づく舞台「十二人の怒れる男たち」上演決定！

舞台「十二人の怒れる男たち」がついに上演決定

舞台「十二人の怒れる男たち」が2025年3月26日（水）から30日（日）にかけて、東京・サンシャイン劇場で上演されることが発表されました。この舞台は、1954年に放送されたアメリカのテレビドラマを原作とし、1957年には映画化もされた名作です。原作はレジナルド・ローズが手掛け、その脚本に心を奪われたヘンリー・フォンダにより映画化されました。これまでに受賞歴も多く、世界中で愛されている法廷ものの傑作です。

物語の概要

物語はある殺人事件の陪審員室を舞台に展開します。被告は18歳の少年で、父親を殺したとされる罪に問われています。陪審員たちは、全員一致で判決を下さなければならないという義務を持っており、最初の投票では11人が「有罪」と主張しますが、ただ一人だけが「無罪」に票を投じるのです。この異議により、陪審員たちは再び事件を見つめ直し始めます。緊迫した議論が繰り広げられ、証拠や証言の矛盾が次々と明らかになっていく中で、彼らはそれぞれの先入観や偏見と向き合うことになります。

豪華キャスト陣

今回の舞台では、注目のキャストが揃いました。特に注目したいのは、物静かで知恵深い陪審員8を演じる富永勇也。他にも、地味だが思慮深い陪審員長（1）を牧田哲也、引っ込み思案な陪審員2を朝田淳弥、力強い陪審員3を日向野祥、裕福であると思われる陪審員4には松田賢二が名を連ね、他にも様々なキャラクターたちが集結します。この多様なキャストにより、緊迫感のある会話劇が新たに生まれます。

新たな演出で観客を魅了

翻訳には小田島恒志と小田島則子が担当。演出は、数多くのミステリー作品を手掛けている野坂実が務め、彼ならではの緻密な演出が期待されます。彼はこれまでもアガサ・クリスティ作品や神津恭介シリーズなど、重厚な作品を成功させてきた実力派。緊張感のある舞台設定と緻密な伏線により、観客を最後まで引き込むことでしょう。

チケット情報

チケットは3月8日（土）10:00より一般発売が始まります。傍聴席には特典付きの前方5列席があり、特典には陪審員12名のビジュアル入りマフラータオルがつくなどファンに嬉しい仕様となっています。また、リピーター特典やファンクラブ先行予約も用意されているため、ぜひチェックしてみてください。

日程と会場

公演は2025年の3月26日から30日にかけて実施されます。詳細な日程は以下の通りです：

- 3月26日（水）18:30
- 3月27日（木）13:00 / 18:30
- 3月28日（金）13:00 / 18:30
- 3月29日（土）13:00 / 18:30
- 3月30日（日）13:00

会場は東京・サンシャイン劇場（〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-4）で、公式サイトやSNSでも最新情報が更新されていくことでしょう。

華やかなキャストと新たな演出により、永遠の名作がどのように解釈されるのか、非常に楽しみです。観劇を通じて、さまざまな思考や感情が交錯することとなる舞台「十二人の怒れる男たち」にぜひご注目ください。