小児がんと向き合う子どもたちへ
新日本製薬株式会社が、特定非営利活動法人ジャパンハートと協力して開催した「スマイルスマイルプロジェクト」は、小児がんと治療を戦う子どもたちとその家族に特別な体験を提供する素晴らしい機会を創出しました。このイベントは、2025年1月23日に福岡市のキッザニア福岡で行われ、6組の家族が参加しました。
小児がん治療中または治療後1年以内の3歳から15歳の子どもたちは、医療従事者とともにサポートを受けながら、多様なお仕事体験ができる貴重な一日を過ごしました。子どもたちは医者や消防士、ピザ職人、パイロットなど、普段の生活では味わえない特別な役割を体験することができました。
楽しいお仕事体験
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当日は、キッザニア福岡の中で色とりどりのお仕事を楽しむ子どもたちを、当社の社員がボランティアとしてサポートしました。小児科医師や看護師の陰で、子どもたちは期待に満ちた表情で自分の選んだ職業を模して働き、実際に「キッゾ」と呼ばれる通貨を受け取ると、うれしそうに笑顔を見せました。
参加した家族の一人は「希望していたお仕事をたくさん体験でき、子どもの笑顔と成長を見られてとても嬉しかったです。家族の時間を大切にして、今後も楽しく過ごしていきたいと思います」と感謝の言葉を述べてくださいました。
イベントの意義
このイベントは、子どもたちが治療から一時的に離れ、リラックスし楽しむことができる重要な機会となりました。特に小児がん治療中の子どもたちは、過度のストレスや不安を抱えがちですが、こうした外出を通じて、楽しい思い出が新たな治療への原動力になることが期待されます。
ジャパンハートについて
特定非営利活動法人ジャパンハートは、2004年に設立され、医療の届かない地域に無償で医療を提供することを目的としています。国内では離島や被災地への医療支援を行いながら、小児がんに関する家族の外出支援も実施しています。「スマイルスマイルプロジェクト」は、その一環として、小児がん治療中の子どもたちに特別な体験を提供する活動です。
新日本製薬の取り組み
新日本製薬株式会社は、化粧品や健康食品、医薬品の販売を手掛ける企業です。今回のようなボランティア活動を通じて、地域社会に貢献し、特に弱者支援に力を入れています。このような取り組みが、子どもたちに笑顔を届けることを目指しています。
私たち一人一人ができる支援の形を見つめ直し、共に未来を創るための一助となる活動が続いていくことを願っています。