名香「蘭奢待」が復活
2025-05-08 11:10:26

織田信長も愛した幻の名香「蘭奢待」現代に復活!

幻の名香「蘭奢待」とは



「蘭奢待(らんじゃたい)」は、古代日本の香木で、奈良・東大寺の正倉院に保管されています。この特別な香木は、織田信長や明治天皇など歴史的な人物たちに愛されてきました。特に「蘭奢待を持つ者は天下を取る」という言い伝えは有名で、まさに古代の貴重な文化遺産です。この香木は長さ約156cm、重さは11.6kgにも及び、現在でも皇室の御物として厳重に管理されています。一般に公開されることはほとんどなく、その存在感は「香りの文化財」と呼ばれるにふさわしいものです。

Cavtoが手がけた再解釈



フレグランスブランドCavto(カブト)は、「蘭奢待」の香りを現代の生活にマッチする香水として現在の形に再構築しました。香道における「軽やかで清らかな香り」という表現を参考にしながら、【戦国の香り】蘭奢待オードパルファンが誕生しました。これは香木の深みと上品さを引き出しつつ、日常で使いやすいユニセックス fragrance に仕上げられています。初回生産は250本限定で、完売時には追加生産も検討されています。

蘭奢待に秘められた歴史と伝説



「蘭・奢・待」という名前には、それぞれ「東・大・寺」という文字が隠されており、名づけの際にその格式をうかがわせます。足利義政は、蘭奢待の一部を切り取り楽しんだ初の人物ともされています。そして織田信長は1574年、朝廷からの許可を得て、この香木を切り出し、茶会で焚香したと言われています。このように、蘭奢待の芳香は600年の時を経てもなお特別なものでした。

香調設計の精密さ



CavtoのCEOでありクリエイティブディレクターの木村梨々華は、歴史資料に基づいて香調を緻密に設計しました。日本の老舗香料工房との共同開発により、蘭奢待の香りの複雑さを表現しています。

香調構成


  • - トップノート:カルダモン、ブラックペッパー
- スパイシーで引き締まった香りで、シルクロードを経て日本へ渡ってきた蘭奢待の歴史を重ねています。
  • - ミドルノート:フリージア、オーキッド
- やわらかく気品のある花の香りが「蘭」の優雅さを示します。
  • - ベースノート:ウード(沈香)、アンバー、バニラ
- 沈香の深みを再構成し、8〜10時間続く余韻が特徴的です。

製品情報


  • - 商品名:戦国の香り 蘭奢待 オードパルファン 50ml
  • - 価格:7,800円(税込、送料無料)
  • - 発売日:現在販売中(初回生産250本)
  • - 購入方法:Cavto公式オンラインストアにアクセス

CavtoのCEO、木村梨々華氏は、「歴史に刻まれた香りを復元するだけでなく、現代の感性に合う香りに仕立てました。蘭奢待の記憶と余韻が、日常に心の安らぎをもたらしますように」とコメントしています。

会社概要


  • - 社名:合同会社Cavto(カブト)
  • - 所在地:神奈川県(オンライン専業)
  • - 事業内容:フレグランス、BGMの企画・監修・製造・販売
  • - 設立:2023年8月3日

Cavtoは、「品質を纏う、美しさに生きる」をテーマに、歴史・文化・科学を融合したフレグランスと音楽を展開するブランドです。五感を刺激する体験を現代のライフスタイルに届けます。

公式サイトはこちら→ Cavto公式サイト


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