地域と共に空を飛ぶ!アオキスーパーとJALの新しい取り組み
食用油の廃棄は、一般家庭でもよく見られる課題の一つです。そんな廃食油を再利用し、航空機の燃料に変わる素晴らしいプロジェクトが愛知県で始まりました。アオキスーパーと日本航空(JAL)が共同で実施する「すてる油で空を飛ぼう®」プロジェクトです。この取り組みは、家庭から出る廃脂肪をリサイクルし、持続可能な航空燃料(SAF)として再利用することを目的としています。
プロジェクトの背景
「すてる油で空を飛ぼう®」プロジェクトは、環境問題への意識が高まる中で、地域社会の参加を促す新たな試みです。これにより、CO₂の排出削減や循環型社会の実現を目指します。具体的なステップとしては、各アオキスーパーの店舗に廃食油を回収する「廃食油リサイクルBOX」の設置が挙げられます。地域の人々が身近に感じられる取り組みとして、プロジェクト開始時にJALオリジナルの「UCOボトル」を配布し、参加の促進を図ります。
スターティングセレモニーの盛況
12月7日、アズパークにて行われたスターティングセレモニーには、愛知県知事の大村秀章さんが参加し、リサイクルBOXへの廃食油の注入やボトルの配布を実施しました。あいちSDGsアンバサダーである「モリゾー」と「キッコロ」も登場し、地域の環境意識の高まりを実感させる個性的なイベントとなりました。参加者は「廃食油が飛行機の燃料になるなんて驚きだ!」、「期限切れの油の処理に困っていたので助かる!」と、賛同の声を寄せました。
さらなる展望
アオキスーパーは、さらに2025年には「あいち地産地消 SAFサプライチェーン推進協議会」に参画し、家庭からの使用済み油の回収を本格化させる予定です。また店内の惣菜から出る廃食油もSAFの原料として利用されるようになります。このように、アオキスーパーは地域と連携し、持続可能な社会を目指す取り組みを進めています。
環境活動へ参加するチャンス
私たち消費者として、この取り組みに参加することは大きな意味を持ちます。一人一人の小さな行動が、環境負荷を軽減する大きな一歩となるのです。アオキスーパーの店舗に行く機会があれば、自宅で出た廃食油をリサイクルBOXに入れてみましょう。その一歩が、未来の環境を少しでも良いものにする手助けになるはずです。
アオキスーパーとJALの「すてる油で空を飛ぼう®」プロジェクトは、まさに地域の力と環境への配慮が結びついた素晴らしい取り組みです。私たち一人一人の協力で、持続可能な未来を築いていきましょう!