ミステリー新作登場
2025-11-27 13:43:13

友情と歴史が交差するミステリー『最後の皇帝と謎解きを』1月9日発売!

友情と歴史が交錯するミステリー『最後の皇帝と謎解きを』



2026年1月9日、株式会社宝島社から待望の新刊『最後の皇帝と謎解きを』が発売されます。本作は、第24回『このミステリーがすごい!』大賞に輝いた作品。舞台は中国の歴史的名所である紫禁城。この物語は元皇帝と日本人絵師が友情を深めつつ、様々な事件に挑む姿を描いた連作短編ミステリーです。

著者の犬丸幸平さんは、訪れた40ヵ国の経験を基に、民族間の友情というテーマを盛り込みました。「この時代と場所を選んだ着眼点が素晴らしい」という選考委員の評価を受けた本作は、今までにないユニークな歴史ミステリーに仕上がっています。

あらすじ


1920年、中華民国の北京。日本人絵師一条剛は、紫禁城に暮らす元皇帝に雇われます。しかし、実際の雇用理由は、水墨画を教えることではなく、城に眠る真作の水墨画を贋作にすり替えるためでした。一条は復興のための資金を密かに調達する目的で、元皇帝と側近の翁斎と共に贋作作りに取り組みます。

そんな中、一条は側近の宝斎の死亡事件に直面します。身勝手な元皇帝に辟易しながらも、一条は様々な謎を解き明かし、友好の絆を育んでいきます。しかし、彼らの友情の道のりは想像以上に波乱に満ちているのです。

作品の魅力


本作は、人間の絆や希望を深く描いています。特に、時代に翻弄されながらも前に進む主人公たちの姿は、現代の我々にも通じるメッセージを持っています。作中では、困難な状況に置かれた少年の成長と友情の重要性が強調されています。また、著者自身の体験を基にした多様な文化の視点が非常に新鮮で、読者を異国の文化や歴史の世界へ引き込むことでしょう。

次出版予定の作品も、歴史の中で描かれてこなかった人々の物語を焦点にし、現代に生きる我々に何かを届けたいと語った犬丸さん。読者は、彼の言葉と作品からその情熱と希望を感じ取ることができるでしょう。

まとめ


『最後の皇帝と謎解きを』は、まさに友情と歴史が交差するミステリーです。元皇帝の孤独と日本人絵師の冒険が、何をもたらすのか。発売日が待ち遠しいこの作品をぜひお見逃しなく。日々の喧騒を忘れられるような、心に響く読書体験を提供してくれることでしょう。

定価は1760円(税込)。楽しみにしている読者の方々は、ぜひ手に取ってみてください!


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