アルテジェネシスが理容事業に新たな一歩!
株式会社アルテジェネシス(横浜市中区)は、関西で77年の歴史を誇るグランド理美容株式会社から理容事業を譲受し、2024年12月21日から新たに理容業界へ参入しました。これにより、法人全体のさらなる成長を目指し、約350店舗の美容室チェーンを展開する同社の戦略に新たな局面が加わります。
リブランディングと新店舗オープン
アルテジェネシスグループの新たな取り組みとして、GRANDブランドの宝塚南口店や学園都市店、ラクザ大阪店、そして京都店をリブランディングして運営していくことが決定。在りし日の「エーゲの海 京都店」から「GRAND(グランド)西院店」への名称変更も行われ、2025年3月1日には移転・リニューアルオープンが予定されています。
このリブランディングは、ただブランド名を変えるだけではなく、理容室の価値を再構築することを目的としています。新店長の徳富猛氏は「髪を整え、心を解きほぐす」をコンセプトに、落ち着いた空間で質の高い技術を提供することを誓っています。
多様性を追求した経営戦略
アルテグループは、1986年に創業して以来、独自のフランチャイズモデルを採用し、多様な業態のサロンを展開。美容業界の変化に柔軟に対応し、まつげ&眉毛サロンなどの異なるニーズに応える全方位戦略を採用しています。この柔軟性は、顧客のライフスタイルやトレンドに合わせたサービスを提供することが可能です。
近年、特に男性の美意識が高まりつつある中で、理容市場にも大きな期待が寄せられています。高齢社会を迎えた日本において、特にクラシカルメンズ市場に注目しており、理容事業への参入はその顕著な例です。これに伴い、働く人々に多様なキャリアパスを提供するため、ダブルライセンスの取得支援も行っています。
変化する市場のニーズに応える
理容市場は縮小傾向にあるものの、大手チェーン店の参入が少なく、成長の機会は依然として存在しています。特に若い世代に留まらず、働く世代やシニア層に対しても美容意識が高まりを見せており、このニーズに応えられる理容室の重要性は増しています。
また、アルテジェネシスでは、スタッフが年齢を重ねても働き続けられる環境を整備しており、これにより生涯美容師として活躍できる機会を提供しています。このように、環境の変化に対応したサービスの提供を通じて、既存の美容業とは一線を画した理容事業の特色を打ち出しています。
GRANDブランドの未来
GRANDブランドは1947年に創業し、大阪、京都、神戸で多くの人々に愛される老舗の理容室・美容室。アルテジェネシスが理容部門を譲受したことで、これからの事業成長が期待されています。新店舗への人材、プロダクト、資金の投資を通じて、更なる発展を目指しています。
これからもアルテジェネシスの理容事業に目が離せず、今後の展開に期待が高まります。リブランディングしたGRAND(グランド)西院店にぜひ足を運んで、進化したサービスを体験してください!