産学連携の音楽プロジェクト
2025-09-30 10:41:24

教育とエンタメが融合した新しい産学連携プロジェクト、キッズパークを彩る音楽を創る

新たな産学連携の形:絵本の世界を音楽で彩る



東京の二子玉川にある「PLAY! PARK ERIC CARLE」は、『はらぺこあおむし』で知られるエリック・カールの作品をテーマにした日本唯一のキッズパークです。この度、同パークは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)と手を組み、新たなプロジェクトを立ち上げました。本プロジェクトでは、専門学生たちがキッズパークの公式BGMを制作するという挑戦に取り組むこととなります。

プロジェクトの意義と背景



このコラボレーションは、教育機関と実際のビジネスが連携して行う初の試みで、学生にとって非常に貴重な実学経験を提供します。参加する学生たちは、作曲、レコーディング、DJなど多様な専攻を持つ仲間と共にチームを組み、それぞれの技術を生かしながら音楽を制作する機会を得ます。このようなプロジェクトは、学生が実社会のニーズに応えるためのスキルを磨く場となり、従来の教室での学びを超えた実践力を養うものです。

初回オリエンテーションの実施



プロジェクトのスタートは2025年10月9日に行われる初回のオリエンテーションです。この場では、PLAY! PARK ERIC CARLEのスタッフが具体的な楽曲イメージや曲の利用シーンについて学生にプレゼンテーションを行います。学生たちはこれに対して質疑応答を行うことで、リアルな制作現場の期待に対する理解を深めることができます。オリエンテーションの模様は、後にアーカイブで配信されるため、都合が合わない学生も後から参画することが可能です。

今後の制作スケジュール



プロジェクトは2025年11月に具体的な施設見学を行い、12月にはレコーディングや制作風景の撮影に入ります。2026年1月には学内でのコンペティションを行い、優秀作品を選定していく予定です。これらの工程を経て、完成した楽曲は、訪れる親子たちにとって思い出に残る公式BGMとして、パーク内で流れることになります。

社会的意義と新たな文化発信



このプロジェクトを通じて、学生たちは「プロ」としての経験を積むと同時に、PLAY! PARK ERIC CARLEを訪れる親子たちは絵本の世界へと誘われる珍しい体験を楽しむことができます。完成した楽曲は、ただのBGMではなく、来場者がその瞬間を記憶に刻む手助けをします。また、教育機関と地域のエンターテイメント施設のコラボは、新しい文化を発信する形でもあり、これからの地域活性化にも貢献することでしょう。

学校長からのコメント



渡辺学校長は、「学生が学んだことを社会に生かせる貴重な機会です。このプロジェクトは、音楽をつくる過程で学生たちの想像力や協動性を育む場となります。互いに意見を交換し合いながら責任を持って作品を仕上げる経験は、将来的に必ず役に立つはずです」と語っています。

PLAY! PARK ERIC CARLEとは



このユニークなキッズパークは、色とりどりのエリック・カール作品に囲まれており、アスレチックやアトリエなど多彩なエリアが用意されています。遊びを通じて学ぶことを重視するこの施設は、子どもたちに豊かな体験を提供する場としても注目されています。

まとめ



新しい産学連携プロジェクトを通じて、学生がリアルな現場に挑戦し、同時にキッズパークを訪れる家族が特別な体験を味わうことができるこの取り組みは、今後の教育界やエンターテイメント業界にとっても大きな可能性を秘めています。地域密着型の文化交流が生まれることで、さらなる発展が期待されます。これからの進展に要注目です。


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