SAVE THE DUCKが米国フィギュアスケート連盟と手を結ぶ
イタリアのヴィーガンウェアブランド、SAVE THE DUCKが米国フィギュアスケート連盟(U.S. Figure Skating)との独占パートナーシップを発表しました。この協力は、両者にとって歴史的なものであり、SAVE THE DUCKが国家統括団体の独占アウターウェアパートナーを務めるのは初めてのことです。
SAVE THE DUCKは、「100% Animal Free」の理念を掲げるサステナブルなブランドで、動物由来の素材を一切使用せず、エコに配慮したファッションを提供しています。このパートナーシップにより、同ブランドは2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けて、米国フィギュアスケートチームの選手やスタッフに向けたアイテムを提供する予定です。
スタイリッシュで機能的なデザイン
特に注目すべきは、米国フィギュアスケート連盟の公式チームジャケットです。このネイビーブルーのジャケットは、リサイクルポリエステルとバージンポリエステルを混ぜ合わせた素材で作られており、通気性や伸縮性に優れています。フルジップフロント仕様で、チームのロゴや星条旗が刺繍されており、ファッション性と機能性を兼ね備えたアイテムとなっています。
また、Smartleisureシリーズのトラックスーツや、ブランドで最も保温性に優れるParkaコレクションもラインナップされ、選手たちをサポートする役割を果たします。これらのアイテムは、競技時だけでなく、日常生活でも活用できるデザインとなっています。
パートナーシップの意義
SAVE THE DUCKと米国フィギュアスケート連盟のパートナーシップは、単なる物理的なアイテムの提供にとどまらず、ブランドの目的志向の価値観を共有することにあります。米国フィギュアスケート連盟のチーフコマーシャルオフィサー、アニー・ホワイト氏は、「このパートナーシップを通じて、ファンにとって重要な価値観を思い起こさせ、競技者たちのストーリーを伝えることができると信じています」とコメントしています。
一方、SAVE THE DUCKのCEO、ニコラス・バルジは、「私たちは米国フィギュアスケートチームとのコラボレーションを通じて、競技力だけでなく、アスリートたちの物語にも光を当てたいと考えています。これは私たちの製品に一貫して込められている信念です」と述べています。
サステナビリティへの取り組み
SAVE THE DUCKは、サステナブルなファッションを追求する過程で、気候変動対策にも積極的に取り組んでいます。彼らは年間収入の1%を、動物保護や環境保護、人権保護を目的とした慈善活動に寄付しています。これにより、企業としての社会的な責任を果たしつつ、持続可能な未来の実現を目指しています。
この結びつきがもたらす影響は、今後のキャンペーンや活動を通じてさらに広がっていくことでしょう。SAVE THE DUCKと米国フィギュアスケート連盟のコラボレーションは、ファッションとスポーツ、そして持続可能な価値観が融合する新しい未来の幕開けです。