井出靖による日本のロックポスター展が福岡で開催!
音楽プロデューサー、グラフィックデザイナー、そしてギャラリー主宰者として知られる井出靖氏が、自身の自伝執筆をきっかけに収集した日本のロックポスターに焦点を当てた展覧会が、2025年9月30日から10月5日まで福岡県立美術館で開催されます。
本展は、東京での初開催後に、福岡への巡回が待ち望まれていたイベントです。2025年2月に東京都・目黒区美術館区民ギャラリーで行われた際には、5日間で1900名以上の来場者を集め、図録は即完売するなど、多くの反響を呼びました。今回の福岡展では、1960年代後半から1986年代にかけての日本のロック、特にロックとクラブカルチャーの融合の前までのシンガーやバンドに焦点を当てています。
井出氏は、「東京以外で開催するなら福岡で」と、福岡での開催を強く望んでおり、その夢がついに実現しました。展示会場となるのは福岡県立美術館の1階彫刻展示室で、その広さは約130平米。受け取ったポスターの質感や迫力をジオラマ的に体感できる空間が演出される予定です。展示されるポスターは約100点にも上り、壁に直接貼る形で展示されます。
福岡展では、東京展では紹介されなかった新しい作品に加え、福岡に縁のあるバンドやミュージシャンにスポットを当てた特設コーナーも設けられます。この貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてください。
会場では、井出靖が著者の図録『JAPANESE MUSIC POSTER SCRAP -ROCK-』も販売されます。実際にポスターを手にとって、その美しさや迫力をじかに感じていただけるでしょう。この図録は2025年7月1日に第2刷が発行され、415ページのボリュームを誇ります。販売価格は¥4,950(税込)で、コレクションに加えたくなる一冊です。
また、展示されるポスターの一部をご紹介します。たとえば、ARBの九段会館でのコンサートポスターや、RCサクセションの久保講堂のポスター、さらにはシーナ&ロケッツや、ブラック・キャッツのプロモーションポスターなど多彩なラインナップが揃っています。これらの作品を通じて、1960年代から1980年代の日本の音楽の流れや文化を感じる素晴らしい機会となることでしょう。
開催情報
- - 開催日程: 2025年9月30日(火)〜10月5日(日)
- - 会場: 福岡県立美術館 1F 彫刻展示室(福岡市中央区天神5丁目2-1)
- - 営業時間: 午前10時〜午後6時(最終日は17時まで)
- - 入場料: 1,000円(記念ポストカード付き)
- - 主催: 井出 靖
興味のある方は、ぜひ貴重なこの機会をお見逃しなく。音楽とアート、そして歴史が交錯するロックポスター展で、新たな感動を体験してください。